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マイクロソフトは何を補償してくれるのか?

今朝、またMicrosoft365が障害をおこしましたね。今朝のは、障害範囲がかなり大きかったようです。

ところで、MicrosoftのOffice365を始めとして、いわゆるクラウド型・サブスク型のアプリケーションの場合、システム側に不具合が一つあると、その影響の範囲は半端なく大きくなります。単にアプリが動かないだけではなく、、、、例えば、企業においては企業のシステム担当者は問い合わせで顔色が変わるでしょう。それだけならまだしも、問い合わせに忙殺され、上司から罵倒され、、、これは無風凧がかつて経験したことですが、、、なんてこともあります。OneDriveにアクセスできなくて会議の資料が間に合わない、なんてこともあるかもしれません。その結果、大きな取引が不調におわる、、、なんてことになったら、目もあてられません。

これらの、「被害」にたいして、マイクロソフトは「復旧しました」のNoticeと、通り一遍の(こころの籠っていない)お詫びの言葉だけです。補償はどうした?と言いたくなりませんか?

利用契約に「バックアップは個人の責任」のような文言があったと記憶しますが、システム障害に対しても巧妙に責任回避をしているようです。、、が、これからデジタル時代になっていくにしたがって、社会インフラになってく技術・サービスです。きちんと「補償」をするようにしなくてはなりません。

また、平井デジタル化担当大臣の「最も重要」な仕事の一つは、このような「トラブルに対する対応するための法体系の確立」です。旧い因習に従っているためにデジタル化が遅れているだけではなく、このような「トラブル対策」が真摯に行われていないからデジタル化が進まない。これが今のデジタル化前夜の社会の実像です。

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