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COVID 19: 今の日本に、水際対策は意味が無いのか?

今日もテレビのひとこまから。

とある免疫専門医師が、

「これだけ感染者が増えた状況では、空港検疫などはあまりに意味がない」

旨の発言をしました。二重の意味で空いた口が塞がりません。1つは、covid 19の型の問題。そして、もう1つは一般的な感染拡大の問題。

この医師は、更におかしなことを宣いました。ウイルスが髪に付いたとしても、家に帰ってキチンと手洗いすれば問題ない、と。無茶苦茶「ご都合」よく進めば、その通りでしょう。しかし、途中で髪をさわりその指を口にするリスクや、タクシーの背もたれでウイルスを拡散させてしまうリスクは、ゼロではありません。その意味で、やはり、髪にウイルスが付かないように努力する、ことが必要です。

この医師は、最後には、

飛沫感染が怖いのであって、二メートル離れれば飛沫はこないし、45度より外には飛沫は飛ばないから、スポーツイベントは大丈夫、と言う旨の発言。これは、さすがにこのブログの読者の皆様には可笑しい、と気がつくでしょう。

このように。

識者と言われる方々は、ある意味では正しいけど、国民の行動様式に従った発言にはなっていない、ことが多いのです。

このようなコメンテーターは感染を広げるだけです。テレビ局の猛省を促します。

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