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COVID-19: 実効再生産数での評価はやめよう!

ここ数日、東京の感染者数が50人を超えています。色々な解釈ができると思いますし、検査母数の性質詳細が不明なので近未来のEstimateを精度よく行うことはできませんが、不気味ではあります。かつての韓国の様に、封じ込めた、と思った直後に感染拡大、なんてことにならなければよいのですけど。

さて。

ドイツの研究結果で、感染拡大対策と経済対策の両方を成立させるためには、実効再生産数RT=0.75が最適だという結果が出てきたそうです。さすがヘーゲルの国、アウフヘーベンの結果はRt=0.75だというわけです。前提にもよりますが、理解できる数字ではあります。

しかし。

実効再生産数は、結果から導かれる「一人感染者が何人に広げるか」の平均値を示す指標です。一人一人の行動に対する「目安」ではありません。加えていえば、クラスターの核をたたくことができれば、一般的な市民100人を隔離するよりも確実に感染を抑えることができますから、その意味では、一般的市民には確率的にしか作用していないことになります。

といったところで(少し飛躍がありますが)。

実効再生産数で評価するのをやめませんか? これがあると、努力しなくてもよい人まで「努力(自粛)」することになります。効果的ではありませんし、経済への影響を考えるとむしろマイナスです。

より「確度の高いシミュレーション結果」は富岳にお願いするとして、無風凧の簡易シミュレータでは、一人の人が「接触」する人数を15人未満にすることが必要です。これは、「クラスター感染を発生させない」ことも目標にしています。

「接触」をどう定義するかにもよりますが、

2人家族でマスク無し会話が10分あれば、ひとりあたり、1接触。満員電車10分で1接触。職場の会議で10人参加10分で1接触、、、のように大体きめて、これが15接触以下を目指す、というものです。ここで1接触とは、感染者が20接触したら一人に感染させる、ということをもとにした単位です。そして、単位を基に、すべての人に15接触以下をお願いする、という論法です。

この15接触以下であれば、自由に行動してもよい。まあ、よほど重装備をしない限りは、「完全自粛」に近いことになるのですが、これを「すべての人」が守るとすると、色々と実現に難しいところがあると思います。逆に言えば、この「難しいところ」が、感染源、クラスターの核になりやすいわけです。もっと言えば、そこで感染学大すると、爆発します。だから、「感染爆発させないため」の施策として15接触、という目標をつくるのです。

分かりにくい表現とは思いますが、、、実効再生産数よりはわかりやすい指標だと思うのですが、いかがでしょうか?

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