COVID-19: 神戸で4月頭には4万人?
この記事が、あまり取り上げられていないようで、とても不思議です。
「神戸中央病院で、4月1週目に、発症していない来院者1000に対してPCR検査したところ、すでに2.7%の抗体保持者がいた。市民全体で考えると、4万1千人になる。(コチラ 参照)」
緊急事態宣言が発令された4月7日の神戸市の感染者数は68人。その時に600倍の人がすでにCOVID-19のに感染て自然治癒していたを持っていた、ということです。
5月2日時点で、神戸市は260人の累積感染者ですから、単純に600倍すると、15万人以上、、、市民の1割はすでに、感染しています(無症状で治癒した人含む)。
最近の知見と合わせると、政府の施策指針の「根幹」が崩れることを意味しています。これは、2つの知見と警鐘を鳴らしています。
1。抗体ができても、免疫ができない可能性が、あります。つまり、抗体があるからと言って、安心できません。
2。感染拡大ルートが全く役に立ちません。クラスター対策はあまり意味を持ちません。
その上で、さらに医学的に考えなくてはならない問題があります。
A. 発症率は本当に600分の1程度なのか?
これは言い換えれば、
B. COVIF-19を、一つにまとめているが、ヨーロッパ型や武漢型のような細分化して対象を絞るべき時期に来ているのかもしれない。
C. 感染から発症の「仕組みの解明」がわかれば、感染は怖くなくなる。
あまり注目されていない新聞記事でしたが、政府の発表、専門家会議の意見より、随分重要な情報です。無風凧としては、これまで以上にCovid-19対策厳格化の必要性を感じました。現在、感染者が少ない県を中心に緩和する方向で調整が進んでいますが、時期尚早な施策だと考えます。人り感染者がいたら、600人の感染を疑え、です。
神戸市民病院には、今後、「抗体を持った人が再感染するか?」の調査を是非行ってほしいものです。
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