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COVID-19: 勝者が歴史を作る。

仮に。N年後の人類が書く歴史の一部として、COVID-19はどのように書かれるのか、考えて見ましょう。

注: N年後、、、というのは、ワクチンおよび治療薬が出来たうえで、コロナ後の生活が日常になった頃、という意味です。もしかしたら3年後かもしれませんし、もしかしたら10年後かもしれません。ただ、世代交代するほど先の話、の想定ではありません。

その頃には、新しい政府があり、新しい経済秩序ができており、いろいろな規制があるとしてもそれを一般国民が日常として慣習化されています。そして、経団連も、医師会も、保健所も、テレビ局も、有名大学も、インターネットも、、、そのようなインフラ(?)は全て残っています。

改めて、N年後の人が書く歴史書はどうなっているでしょうか?

歴史書を書く人は誰か、を考えると分かりやすくなります。政治家、大学教授(広い意味での社会学的な研究者)、テレビのコメンテーター、、、この辺りが喧々諤々して、色々な意見が出るでしょうが、誰が書いても共通していることがあります。

それは、「COVID-19から立ち直っている」ということです。

立ち直っている。

そう、立ち直っている、が「正=正義=歴史」なのです。

では、この視点から、今(COVID-19感染対策期)、どのような発言をすれば、N年後に発言力を持つことができるか。それは、N年後にも継続しているインフラにとって「都合の良い意見」です。その視点でみれば、「感染対策をしましょう」と言うより「経済を優先させましょう」の方が正論であるようになります。

ここで大切なことは、死人に口無し、ではありませんが、死亡した人も罹患して苦しんだ人も、歴史を書くことが無い、と言うことです。いわゆる一般的な小市民の意見も状況も、正確な形で伝えられることはありません。あくまで、N年後の世界から今を見れば、「経済優先」が正しいし施策だった、と言うことになります。

このように考えれば、今、経済優先を謳う人は、N年後を見据えて炎上商法的な手法でPresenceを上げている、と言うことが出来るでしょう。ホリエモンさんや、最近の三浦瑠璃さんなどは、結果としてそのような発言を繰り返していると感じます。

無風凧は、、、それでも思います。

今を生きる人を、少しでも大切にした施策が必要である、と。その意味では、、、書かれている「歴史」は、施策を決定する参考にはならないのかな。

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