PageRank(ランキングについて考える)
いつか一度書かなくては、と思いながら、ずっと忘れてました、、、(^.^;; PageRankに代表されるGoogleのランキングです。SEOという言葉は、Google検索で1ページ目に載るようにすることが目的ですから、ある意味では本道中の本道です。
Googleで言葉を検索した時、掲載される順番もランキングです。これは、どんなランキングでしょうか?
原始的ランキングでしょうか?それとも社会的?
決定するためのアルゴリズムが変化しない限りにおいて、評価軸は事前に決められていることになります。その意味では原始的ランキングに見えます。でも、ランキングは簡単に言えば人気順であることも間違いありません。その意味では、主観の集合が客観化されるという「社会的ランキング」の性質を兼ね備えています。更に面倒臭いことは、正当な評価ではなくアルゴリズムに対する工夫で検索結果1ページ目に載る方法に対抗するため、アルゴリズムを時々変えます、、、そう考えると、アルゴリズムの決定が恣意的でもあります。人為的ランキング、になります、、、
上述のような議論をするまでもなく、合成ランキングだ、と思っているアナタ、ちょっと待ってください。合成するのは、複数の評価軸の結果の合成です。一つのアルゴリズムの結果は一つの軸ですから、合成とはちょっといいづらい面があるのです。
では。改めてPageRankをはじめとするGoogleランキングは、どの分類になるのでしょうか?
ランキングの分類を始めた時に、実はPageRankをはじめとするGoogleランキングだけは、グーグルランキング(GR)として別枠で扱おうかと思っていた時期もあるのですが、熟考の上「人為的ランキング」に分類できると考えました。
人為的ランキングは、軸が事後に決められ、評価軸は一つであり、ランキングを決めるのは決める人の主観です。グーグルのランキングは、アルゴリズムが変化しない限り軸は事前に決められているのですが、アルゴリズム自身の正当性は、上述のように恣意的に決められます。つまり、同じデータを使っても、アルゴリズムの違いによって結果が異なるのは、アルゴリズム選定での恣意性が指摘出来ます。
そのように考えて、人為的ランキングに分類しました。
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