COVID-19: リスク対応と PLAN B
色々なCOVID-19対応を見ていると、、、特に政府施策をみていると、、、リスク対応というかプランBの不足だと感じます。将棋でいえば、3手の読みができていない。3手の読みは、基本中の基本ですから、コロナ対策は、基本ができていない、と思います。
COVID-19のような”災害”に二度と遇いたくはないですが、その時のための、「PLAN B思考」は忘れてはならない、と考え、ここ最近で見た「PLAN Bの不備」をメモしておきたいと思います。
1.10万円給付のために、マイナンバーカード申請窓口がパンクした。。。。
これは、PLAN Bどころか、1手の読みもできていなかった、です。高々国民の20%しかマイナンバーカードを持っていないことに鑑みても、マイナンバーありきの施策を思いつくこと自身、考察が足りなかった以外の何物でもありません。まして、Plan Bが用意されていなかった、、、お話にもなりません。(無風凧案は、コチラ。 )
2. アベノマスクは、まだ配られていない、、、
国民が安倍政権に愛想を尽かせたからでしょうか、すでに話題にもならなくなってきたマスク配布。これも、プランBが無かった。もともと、国内生産数の見積もりができていなかったわけだから、施策の基本「現状把握」から間違えていました。これに対するプランBというか最悪リスク対応が必要でした、、、
3. 37.5度4日は目安です、、、(加藤厚労相)
加藤さんにとっては「究極のプランB」を発動しました。人との接触をしないでください、三密は避けて下さい、、、すべて政府のお願い・要請です。国民の大多数にとっては、それは「規則」同然です。それを理解していない政治家がいること自体が、リスクです。このリスクに対するプランBは、厚労大臣を変える、ではなく、「曖昧な言葉をなくす」です。目安という言葉の意味を定義することです。
4. 遅すぎる給付金。
今更、ですが、百田さんが言ったように2月に鎖国して、無風凧が提案したように3月にロックダウン、国民に月10万円施策をしていれば、国内で感染死亡者も経営破綻も軽症でした。生殺しのような「自粛自粛」で体力を取ったうえで、緊急事態宣言延長、、、これに立ち向かう術はもうないかもしれません、、、これまでに犠牲になった方は浮かばれません。
、、、今日はここまで。
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