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COVID 19: リーダー像

NHK の日曜討論。今朝は、加藤大臣、西村大臣、小池都知事、尾身副座長が参加してのコロナ対応でした。ある意味での「リーダー」が揃っていました。

違和感がある、というか、遅いと言うか。番組の内容を無風凧が纏めると、

「私たちは頑張っているよね!」

と言う同調確認の場にしか見えません。努力している、とか、迅速に、とかそういう言葉が発言の半分くらいを占め、ファクト(事実)や決定報告はほとんど無いと感じています。

例えば、ECMOの台数。海外からの輸入に頼っていたが国内でも作るようにした、というのは、何も情報を話していないのと同じ。

「最悪の場合何台必要で、現在何台確保している。不足の台数は何時までに、xxxxxxのような方法で増産する。」

と言う話がなければ、井戸端会議と同じです。

もっと違和感は、医療崩壊が取り沙汰されている中、崩壊が起きた場合のリスク対策は誰も議題にもしない。

ホテルの一棟借上げで1000人単位の軽症者が診療をうける体制を作る、と言う話は、安心感を与えるかもしれませんが、東京都下の予想感染者数を確保するためにはあといくつ必要か、その場合の看護体制はどう構築するのか、がなければ、首長としては、対応力不足。

更には、経済対策。一日の重さ・感じ方が、政府要人と大衆には差があり過ぎ。例えば30万円の給付を発表してますが、これを何時までに実現するのか、誰も話をしない。(この制度の不備は山ほど有りますがそれを横においても)御粗末すぎます。これは、リーダーとして決定権が無い、ので話ができないのかもしれませんが。

ついでに書けば、たった四人の会議で、それぞれの考える「優先順位」が総花的で、八方美人。強いリーダー像はありません。

命も経済も大切、と言う施策は、命も経済も守れない結果になりかねません。

今は、命優先、と割り切った政策が必要な時期では無いでしょうか?

アメリカのトランプ大統領、賛否両論ある大統領ですが、コロナウイルス対策ではポイントを稼いでいます。彼は、国民の命最優先の施策を発表しています。

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