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COVID−19:目標の作り方(2)

さて、今日は少し「経営戦略のケースメソッド」として、COVID-19を扱ってみたいと思います。

小さなグループ、サークル、家庭、大企業、政府、国民全体、、、、どんな「組織」においても、何かを達成するためには「共通の目標」を持つ必要があります。ビジネススクールなどでは、「ビジョンの共有」とか言われることがあります(注)。

かつて、このブログでも選挙戦略を例にとって、目標の作り方、という記事を書きました(こちら 参照)。この要諦は、

「ビジョンとマイルストーンの分離」
「実現可能なマイルストーン」

の二つです。この視点で、COVID-19の政府施策や各都道府県の発表をみてください。

例えば、三密。これは、最終目標(ビジョン)ですか?マイルストーンでですか?くわえて、実現可能性はどうなってますか?

などなど、三密は、とても曖昧な位置付けです。このように考えると、三密は「良い目標設定ではない」と言えそうです。

では、COVID−19の場合、どのような「目標を設定」すれば良いのでしょうか?

もちろん、ではありますが、

「コロナウイルスから、元の日本を取り戻そう!」

細かな文言は別として、共有できる目標だと思います。その上で、

「新感染者数が0になって、2週間経てば、緊急事態宣言を解く」

というような、具体的な形で、最終目標を数値化(見える化)します。

数値化できると、マイルストーンの設定が分かりやすくなります。例えば、

1) 新感染者数の増加を、4月30日までに国内100以下にする。100をきれば、近隣での買い物は可能とする。

2) 5月10日までに、全ての県で、2週間、前日を上回らないようにする。こうなれば、県外への移動を可能とする。

というように。これは、PCR検査数に依存する部分があるので正確な感染者数とは言えない部分がありますが、目標として数値化できたことで、「未達成」の場合の、「マイルストーン変更」が可能になるという意味でも、現在の人の接触80%減や、不要不急の外出自粛、そして、店舗への休業要請よりは、わかりやすくなります。

ただ闇雲に「休業要請」や「外出自粛」では、、、国民は疲弊していくだけです。

阿倍さん、小池さん、そして全国の首長のみなさま、参考になりましたでしょうか?

 

 

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