COVID-19: 終息予測
この四日間は、外出自粛で籠城中です。随分時間が経つのは遅いなあ、、、一日千秋の思いとはこのことか、と感じています。そんな時間、ウイルス終息の時期について計算して見ました。
すでに、COVID-19が少くとも3種類に変異していることが分かっています(コチラ 参照)。そのうちの一つに感染して全快した後、免疫ができて違う種類に感染しない、という確証はありません。加えると、半年で3種類に変異しているのなら、今後の半年で9種類になる可能性もあります、、、とすれば、日本をはじめとして各国は少なくとも「鎖国」は必要でしょう、、、そうしなければ、「再輸入」による感染爆発が予想されます。
ウイルス感染の際によく「集団免疫」という言葉が出てきます。これは、ある割合で「免疫」を持っている人が存在すると、新たな感染者が出てこない、というこれまでの疫学理論に基づいた考え方なのですが、上述のように、今回のCOVID−19に関しては、「免疫が予想通りに作用していない」可能性があるという記事も読みました。。。ということは、最悪の場合でも「集団免疫」で止まるという西浦先生の予想よりも感染者が上回る可能性があります、、、再生産数R0=2.5というのが西浦先生のよく使う数字ですが、この場合は60%で集団免疫です。でも、60%では止まらない可能性がある、ということです。
勿論、悪いことばかりを予想したわけではなく、ワクチンが実用化されて行くことも間違いないことです。勿論、変異よりも早くワクチン開発ができて行かなければ、永遠に「追いかけっこ」になるわけですけど。
さて。これだけの「パラメタ」があると、将来予測は「とても難しい」というか、ストーリーが多くてどれが正しいか、わからなくなります。最悪の場合、、、人類はCOVID-19で滅びるストーリーも存在します。
ただ、これだけは言えます。
世界的な感染が止まるまでの鎖国を前提に、今すぐ日本中でロックダウン6週間をすれば(完全なロックダウンです)、日本国内は少なくともCOVID-19から立ち直る可能性が、90%以上
です。一日千秋の思いで外出自粛してますが、、、6週間は、、、4万2千秋です、、、、長いな。
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