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COVID-19: #学費返還運動

COVID-19では、人命、経済、そして、教育も蝕んでいます。本日、政府は「休業要請に従わない企業の名前公表」を含む新しい規制、そして東京都は「三日に一度の買い物」と、だんだん「厳しい」要請がなされるようになってきました。

徐々に、、、段々、、、は、人命も経済も「蛇の生殺し」そして「真綿で首を絞めるように」悪化していきます。一分一秒でも早く「完全隔離」しか対策はありません。所謂ロックダウン、ですね。。。6週間、日本の活動のほとんど全ての「人工心肺」に委ねるつもりで「ロックダウン」。無風凧が主張するような施策(コチラ参照。ただし、施策内容は、日々更新しています。)が必要です。

一部に「通常のインフルエンザ対策をした上で、経済復興に目を向けるべし」「無症状者は経済を回せ」のような意見があります。ホリエモンや小林よしのりさんがその一例ですが、、、これらは、致死率が3%ある場合、正論ではないでしょう、、、患者数が100万人になったら、死者が3万人です!! 旧来の疫学でいう「集団免疫」の考え方でいえば、西浦先生が42万人が死亡することを予想されています。その数を聞いた上でやはり「経済優先」と言っているのだとしたら、、、無風凧とは考え方が異なります。

ところで。早慶の学生が中心になって、「学費返還運動」が起きています(コチラ 参照)。学生やその親にしてみれば、想定していた「サービス」を受けることが出来ないわけだから、価格を下げて欲しい、という主張は至極もっともです。でも。学校の方にしてみれば、灸に遠隔講義のための準備をしなくてはならない。教員も、急に今までとは異なる遠隔講義用の教材を作り、不慣れな環境で講義をするのだから、割り増し料金が欲しいところ。

でも、無風凧の目で見て、学生に教員にも「もうちょっとだけ落ち着いて考えて見ませんか?」と言いたいのです。

学生諸君。まず、君たちの「就職活動」の時間を考えて見てはどうでしょう?就職活動の時間を半分にすれば、COVID-19終息後に大学から受ける「サービス=講義」の穴埋めは可能だと思うのです。どうでしょう?

先生方も、、、ほとんどの先生方は、どんなに頑張っても通常講義よりはレベルが低いInternet講義になります。だから、割増料金、なんて言わないで、目の前の「遠隔講義」での最良を目指しませんか?

もう一つ。文科省のお役人様。このコロナウイルスの状況下で、「形式」にこだわることが止めては如何でしょうか?一律に、通常講義をICT化して遠隔講義、、、その絶対条件が「双方向にリアルタイムで意思疎通ができること」。これは、理想として解らない訳ではありませんが、リアルタイム、に拘るあまりに、「講義法」が低下することを軽視しています。先生毎に得意な形式=教授法があるにも関わらず、一律にリアルタイム講義。だから、ZoomやMacrosoftのTeamsが持て囃され、、、結果、教授陣は苦手な教育法で泣いてしまう。教育効果を考えるのなら、形式に拘ることはやめてはいかがでしょうか?

 

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