COVID19: 政治的責任とは。
皆様、まずは、この記事(コチラ https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3952681.html )、お読み下さい。
これは、安倍首相が今回の新型コロナウイルスの責任について述べたものの記事です。テレビやネットでは、あまりbuzzって無いように思うので、今日はこれを取り上げます。(記事がエクスパイヤすると思うので、最後に全文引用しておきます。)
無風凧は、過去にも「責任」について考察し、このブログでも書いてきました。そして、無風凧が考える責任の取り方、は少なくとも与えた損害・損失をリカバリすることです(慰謝については別議論として、です)。そして、この考えに賛同してくれるかたは多いと思います。
では、改めて、安倍さんの記事を読んでみましょう。「政治判断の責任は自分にある」言っています。政治判断の責任として、与えた損害は安倍さんがリカバリする、と言っているようにみえますか?もしくは、国民の皆様が、「もう十分責任を果たしたよ」と、言えるだけの施策をするでしょうか?
たとえば、その直後の「命のかかわる最悪の事態に至らないように」と言っている時点で、既に責任を転嫁することを示している、と読めます。何故かって?それぼ、既に「命のかかわる最悪の事態になっていることを認識していないから」です。
現時点で、国内の感染者数は6000人を越え、死者も100人になろうとしています。既に死者が出ているにも関わらず「最悪の事態になっていない」と把握しているとしか、考えられません。現在の感染者数、今後の増加数などを考慮すると、少なくとも国内で1000人を越えます(無風凧の試算だともう一桁上です)。
この被害者の中に、政治判断が間違えていたため、と「国民が」考える人数はどの程度有るでしょうか?恐らく、そのほとんどは、政治判断が遅かった、と思うでしょう。
命に関わる施策は、無風凧は少なくとも二ヶ月近く前から示してますし、最近は国会や多くのインフルエンサーも主張しています。
経済的損失は、今、考える時期では無いことは、国民の大半は理解しています。お金よりも命優先、です。そして、命優先施策への転換タイミングは、一刻も早くする必要があります。1日遅れると、1日分、、、しかも指数関数的に増加して、死者が増えます。
その責任、つまり、施策転換の政治判断の遅れは、すべて安倍さん、と、御自身がおっしゃっているのです、、、
さあ、安倍さん、どの様な施策をとりますか?無風凧は、何時でもブレインになる用意はありますよ、しかもボランティアで。
以下は、引用です。
新型コロナウイルスへの対応をめぐり、安倍総理は7日の記者会見後に報道各社から出された質問に文書で回答し、「政治判断の責任は自分にある」との考えを示しました。
政府が緊急事態宣言を出した7日に行われた安倍総理の記者会見では、質問が相次いだため、総理官邸は書面で質問を出せば回答するとして、途中で会見を打ち切っていました。
その後、追加で提出された質問の中で緊急事態宣言に関する政治判断の責任について問われると、安倍総理は「政治判断の責任は自分にあるが、命のかかわる最悪の事態に至らないようにするべきだと考えている」と文書で回答しました。
7日には新型コロナウイルスへの感染拡大防止に失敗した際の対応について、「私が責任をとればいいというものではない」と述べていましたが、発言を修正した形です。
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