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2020年4月

COVID-19: 春の海(好きな音楽2020年4月)

20200430 無風凧の応援している箏曲家の渡辺ゆうこさんから、拡散希望がきましたので、今日はその話。まずは「コチラ」を覗いて見てくださいね。

自粛自粛で、家に居る方が多いと思います。そういう人のために、「春の海を練習しませんか?」という企画。

最近、インターネット上のライブや演奏会は増えていますが、一緒に二重奏をしましょう、という視聴者参加型のコンテンツはちょと珍しい。一味違った、「COVID-19」対策です。

渡辺さんは、こおプロジェクトに「Enjoy DUO! End the CORONA!!」と名前をつけています。春の海を練習する人が増えて、Coronaの感染者数を越えれば良いな、よいうプロジェクトだそうです。

皆様、応援よろしくお願いいたします。

 

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新しい中華鍋

今日は、COVID-19からちょっと離れて、中華鍋の話。

故あって、中華鍋を新調しました。。。今日、買ったばかりです。この中華鍋、厚さ1.6mmの打ち出し。料理好きにとっては、定番だと思いますが、これまで無風凧が使っているのは1.2mmだったので、随分重くなったな、と思います。その重さの分、ワクワクです。

夕食の後、早速、「儀式」スタート。

皆様もご存知の通り、から焼き、油ならしは、鉄鍋には絶対必要なことです。無風凧にとっては大切な「儀式」です。

15分くらいから焼きをして、全体が虹色っぽくなって火を止める。今は、その熱を冷ましている時間です。熱が冷めるまでの間にブログを書いています。ブログが終わったら次は油ならし。くず野菜はもう用意しています。、、、¥¥(^.^)//

明日は、、、早速ペペロンチーノかな?(爆)

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COVID−19:目標の作り方(2)

さて、今日は少し「経営戦略のケースメソッド」として、COVID-19を扱ってみたいと思います。

小さなグループ、サークル、家庭、大企業、政府、国民全体、、、、どんな「組織」においても、何かを達成するためには「共通の目標」を持つ必要があります。ビジネススクールなどでは、「ビジョンの共有」とか言われることがあります(注)。

かつて、このブログでも選挙戦略を例にとって、目標の作り方、という記事を書きました(こちら 参照)。この要諦は、

「ビジョンとマイルストーンの分離」
「実現可能なマイルストーン」

の二つです。この視点で、COVID-19の政府施策や各都道府県の発表をみてください。

例えば、三密。これは、最終目標(ビジョン)ですか?マイルストーンでですか?くわえて、実現可能性はどうなってますか?

などなど、三密は、とても曖昧な位置付けです。このように考えると、三密は「良い目標設定ではない」と言えそうです。

では、COVID−19の場合、どのような「目標を設定」すれば良いのでしょうか?

もちろん、ではありますが、

「コロナウイルスから、元の日本を取り戻そう!」

細かな文言は別として、共有できる目標だと思います。その上で、

「新感染者数が0になって、2週間経てば、緊急事態宣言を解く」

というような、具体的な形で、最終目標を数値化(見える化)します。

数値化できると、マイルストーンの設定が分かりやすくなります。例えば、

1) 新感染者数の増加を、4月30日までに国内100以下にする。100をきれば、近隣での買い物は可能とする。

2) 5月10日までに、全ての県で、2週間、前日を上回らないようにする。こうなれば、県外への移動を可能とする。

というように。これは、PCR検査数に依存する部分があるので正確な感染者数とは言えない部分がありますが、目標として数値化できたことで、「未達成」の場合の、「マイルストーン変更」が可能になるという意味でも、現在の人の接触80%減や、不要不急の外出自粛、そして、店舗への休業要請よりは、わかりやすくなります。

ただ闇雲に「休業要請」や「外出自粛」では、、、国民は疲弊していくだけです。

阿倍さん、小池さん、そして全国の首長のみなさま、参考になりましたでしょうか?

 

 

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COVID-19 : 重要警告「免疫はできないかもしれない!」

WHOが、重大な警告をしています。

「新型コロナウイルス感染症にかかった人が必ずしも免疫を獲得し、再感染しなくなるとの保証はない(コチラ 参照)」

これ、無茶苦茶重要です。

西浦先生の42万人をはじめとした世界中のワーストケースの予測は、ほとんどの場合「集団免疫が獲得できるまで」です。これは、「個人の免疫確保」ができることが大前提。過去の感染症の知識からは、この前提はほぼ絶対だった、、、のですが、今回のCOVID-19は、この前提が成り立たない、というのがWHOの警告の骨子。「免疫獲得の保証はない」とは、集団免疫は獲得できません。「個人の免疫獲得がない=再感染の可能性がある=複数回感染する」とすると、「被害はもっと拡大します」。

どこまで拡大するかは正確にはわかりませんが、少なくとも、

「最悪42万人と言っていた西浦予想を超えた被害者数」

となることは間違いありません。

これに対抗するのは、、、残念ながら、「防止薬(ワクチン)」「治療薬」のを開発するか、「完全隔離」しか存在ません。ワクチンや治療薬の開発には時間がかかりますから、今、私たちが取ることができる対抗手段は、「完全隔離=外出自粛」しかないことになります。

WHOの発表で、「状況は悪化した」と言えます。マスゴミも政府も、可能性も含めてこのような事実を公表してください。お願いします。

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小池さん、訂正お願いします!

小池百合子東京都知事が、5月6日のゴールデンウイーク明けまでの12日間を「ステイホーム週間」と名付けて、感染拡大への意気込みを示しています。

意気込み、応援しています。皆さま、ステイホーム(在宅)しましょう。

でも、是非是非、頭に叩き込んでおいてください。ステイホームは4週間は必要ということ。その意味では、

ステイホーム月間

が最低限必要です。、、、

終わりが見えない努力が難しいことはわかっています。イスラム教のラマダンだって、「終わりがあるから」断食できます。だから、5月6日という終わりを提示することが必要だったのでしょう。

でも。

5月6日に、終息宣言が出せる可能性は、とても低い、です!これは、小池さんも感じていることだと思います。そして、終息していないにもかかわらず、5月6日に「ステイホーム週間」が終わったとして「開放感」で満たされたとすると、、、あっと言う間に感染拡大に繋がります。

色々なモデルで予測がありますが、その一つ、中村モデルによると(こちら 参照)、1ヶ月では終息しないのです。その意味では、

ステイホーム月間でも甘い!

とも言えるのです。つまり、「ステイホーム週間では終わらない」=「嘘をつく」ことになります。これが続くと、国民は疲弊します。。。

だから、少なくとも

「ステイホーム・マラソンが始まりました」

のような表現、、、マイルストーン表示ができると効果的、、、ができると良いな、と考えます。

ということで、少なくとも「ステイホーム週間」は訂正をお願いします!

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COVID-19: 皆さま、8割減は手段ですよ!

最近、人の接触を8割減らしましょう! という話がバスっています。そして、それを実現するために、色々な方法を提案や実行している。安倍さんが最初に言っていた「最低7割、できれば8割」という発言は、北大の西浦教授が「8割」と言い切ったので、風潮が変わりました。

でも、です。

皆さんの目標は「元の生活に戻ること」です。8割は、その為の「手段」です、、、まず、それを間違えないようにしてください。

ここでもう一つ大切なこと。PDCAで考えてみましょう。8割減らすことができたかどうか、もCheckすべきかもしれませんが、8割減できたとしても、「復旧」できてない可能性もありわけです。つまり、一つ「大きな」PDCAで考えれば、8割減が9割減になる可能性もあるわけです。言い換えれば、

目的=元の生活に戻ること

を変えることはなくても、

手段=人の接触を8割減らすこと

は変わる可能性があります、、、分かりやすく言えば、手段=8割減は十分でない可能性があります。もっと言えば、以前も記事にしましたが、西浦先生が主張している8割は、SIR(SEIR)モデルに従っていると思しきことを考えると、西浦先生がいう「接触」は各人に平均で考えています、、、つまり、1000人会う人と十人しか合わない人がいる、という現実社会とは異なり、全員50人くらいの人とあっている、という理想的な状態を前提としているわけです。この「バラツキ」は、ネットワーク理論に従うと、前者の方が感染拡大は起きやすい。後者の方が感染拡大は抑えられます。8割は不十分だと思うわけです。

このように考えると、無風凧は「8割減を目標」としている今の風潮はとても危険です。8割減ったのに終息していない、ということになると、国民の皆さまの気持ちも抑えが効きにくくなるでしょうし、何よりも、被害者が増えます。

もっと根本的な「手段」を講じる時期だと思います。それも、一刻も早く。(無風凧はこれまでも何度も「具体的な手段」の骨子を延べてますので、今日は割愛します)

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ハウス!(付:手抜きカレー)

20200424-152925 はなちゃん先生:
ハウス! って、アタチ達よく躾されたけど、今は人間達に「ステイホーム」ね! 無風凧さん、お家に居てね。今日はトレーニングも中止。

写真出典 特命希望様ご投稿
確かに。わんこに出会うと、「お手!」「おかわり!」「伏せ!」「ハウス!!」って言ってました、、、コロナウイルス 感染拡大対策で、私たちが「ハウス!」しなくちゃならないようですね。

自宅に「ひきこもり」状態で、若干運動不足。食欲が出ない時は、「カレー」です。今日は超手抜きカレーのレシピ。

材料: 玉ねぎ大2、ジャガイモ大2、人参大1、肉(豚、鶏、牛どれでも良い)200g、カレールー(五人分:銘柄はもちろん「ハウス」)、麺つゆ、インスタントコーヒーの粉5cc

作り方:
1) 大鍋に、水を500cc位に麺つゆ50cc(3倍希釈の場合)を入れて、弱火で火をつける。

2) 肉を適当に切って、鍋に入れる。次いで、玉ねぎ、人参、ジャガイモを適当な大きさに切って入れて行く。全部の野菜を入れてしまった頃に、お湯が沸騰する。

3) 弱火のまま、15分くらい煮たら、火を止めてカレールーを入れる。

4) 15分位待ってから、中火をつけて、混ぜる。おおよそ混ぜたら、隠し味のインスタントコーヒーを入れる。5分ほどかき混ぜたら火を止める。

5) 最低半日、そのままで待ってから、食べる。

蕎麦屋のカレーの味になります。麺つゆを出汁として使っていて味が付いているので、カレールーは表示の半分から7割程度で十分です。そして、何より、カレーシチューとしてジャガイモが無茶苦茶美味しいです。

 

 

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COVID-19: #学費返還運動

COVID-19では、人命、経済、そして、教育も蝕んでいます。本日、政府は「休業要請に従わない企業の名前公表」を含む新しい規制、そして東京都は「三日に一度の買い物」と、だんだん「厳しい」要請がなされるようになってきました。

徐々に、、、段々、、、は、人命も経済も「蛇の生殺し」そして「真綿で首を絞めるように」悪化していきます。一分一秒でも早く「完全隔離」しか対策はありません。所謂ロックダウン、ですね。。。6週間、日本の活動のほとんど全ての「人工心肺」に委ねるつもりで「ロックダウン」。無風凧が主張するような施策(コチラ参照。ただし、施策内容は、日々更新しています。)が必要です。

一部に「通常のインフルエンザ対策をした上で、経済復興に目を向けるべし」「無症状者は経済を回せ」のような意見があります。ホリエモンや小林よしのりさんがその一例ですが、、、これらは、致死率が3%ある場合、正論ではないでしょう、、、患者数が100万人になったら、死者が3万人です!! 旧来の疫学でいう「集団免疫」の考え方でいえば、西浦先生が42万人が死亡することを予想されています。その数を聞いた上でやはり「経済優先」と言っているのだとしたら、、、無風凧とは考え方が異なります。

ところで。早慶の学生が中心になって、「学費返還運動」が起きています(コチラ 参照)。学生やその親にしてみれば、想定していた「サービス」を受けることが出来ないわけだから、価格を下げて欲しい、という主張は至極もっともです。でも。学校の方にしてみれば、灸に遠隔講義のための準備をしなくてはならない。教員も、急に今までとは異なる遠隔講義用の教材を作り、不慣れな環境で講義をするのだから、割り増し料金が欲しいところ。

でも、無風凧の目で見て、学生に教員にも「もうちょっとだけ落ち着いて考えて見ませんか?」と言いたいのです。

学生諸君。まず、君たちの「就職活動」の時間を考えて見てはどうでしょう?就職活動の時間を半分にすれば、COVID-19終息後に大学から受ける「サービス=講義」の穴埋めは可能だと思うのです。どうでしょう?

先生方も、、、ほとんどの先生方は、どんなに頑張っても通常講義よりはレベルが低いInternet講義になります。だから、割増料金、なんて言わないで、目の前の「遠隔講義」での最良を目指しませんか?

もう一つ。文科省のお役人様。このコロナウイルスの状況下で、「形式」にこだわることが止めては如何でしょうか?一律に、通常講義をICT化して遠隔講義、、、その絶対条件が「双方向にリアルタイムで意思疎通ができること」。これは、理想として解らない訳ではありませんが、リアルタイム、に拘るあまりに、「講義法」が低下することを軽視しています。先生毎に得意な形式=教授法があるにも関わらず、一律にリアルタイム講義。だから、ZoomやMacrosoftのTeamsが持て囃され、、、結果、教授陣は苦手な教育法で泣いてしまう。教育効果を考えるのなら、形式に拘ることはやめてはいかがでしょうか?

 

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ひとまわり

2008年4月23日。このブログの初日です(コチラ 参照)。

その日から丁度12年。干支でいうなら「ひとまわり」が経ちました、、、本日、めでたくこのブログは13年目に突入する運びとなりました。パチパチ。

十年一日が如し、という言葉がありますが、12年も一日が如し。つい昨日、ブログを始めたような気がします。

今日からまた心機一転、十干十二支の「ひとまわり」、つまり「還暦」まで頑張りたいと思います。、、、あと48年(^.^;;

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COVID-19: 定額給付金、なんでこうなるの?!(付:無風凧の考える効率的な給付法)

特別定額給付金(仮称)、いわゆる、コロナウイルス 対策での10万円給付ですが、、、その申請方法が公表されました(コチラ 参照)。予算枠が国会承認される前に申請方法が発表になる、と言うのは、特筆すべき迅速さだ!と少しだけ政府を見直しかけていたのですが、申請方法を見て、「なんでこうなるの?!(欽ちゃん風、、、懐かしい)」という感じです。国民は「一刻も早く」と思っているのに、なんで「遅く」するための方法を思いつくのでしょう? ウイルス拡散対策が必要なのに、「人が集まる」ことを前提にするのでしょう? 個人情報保護を標榜しながらなんで個人認証の「コピー」を同封するの?などなど、「目指すべきゴール」と「施策」に齟齬が沢山。

ということで、今日は「申請方法、なんでこうなるの?!」です。

1。 マイナンバーカードの亡霊

まず、オンラインの申し込みには、「マイナンバーカード」が必要とのこと。亡霊のように出てくるマイナンバーカード。「マイナンバー」ではダメで、「マイナンバーカード」なんです。ネット越しで、マイナンバーとマイナンバーカードの「成りすまし難易度」は、マイナンバーをきちんと管理している前提においては同じです。悪意を持って「偽装」しようとする人にとっては、「カードさえあれば」ということになりますから、場合によっては「カード」の方が危険かもしれない。
現時点で、マイナンバーカードの普及率は3割を切っていると思います。それを「少しでも普及率をあげよう」と思っているのだとすれば、「便乗商売」の手法ですね。。。。政府関係者の「身内」にカード発行会社があるのではないか、と勘繰りたくなります。

2。 郵送方式の守秘性は?
個人情報保護の観点か言って、「普通郵便で個人情報を送ることは避けるべきである」ことは、今や常識だと思います。加えて、一般的な市役所や区役所の事務の流れは、ISO27001(ISMS,情報保護マネジメントシステムの国際規格)の観点から言えば、随分とお粗末です。かつての「年金」のように、ミスが続発することは間違いありません。そもそも、人は「間違い」をする動物です。どんなに注意深い人でも、100%の正確さがあるわけではありません。また、非常に厳しい言い方ですが、100%の「性善説」を前提にすることはできません。悪意の人がいる事も織り込まなくはなりません。これは、「成りすまし受給」だけではなく、個人情報漏洩の「セキュリティーホール」になることを意味しています。
このように考えれば、郵送を「返送する」という発想自身が官僚的で、緊急性よりも「手続き」至上主義で、実社会を見ていないなあ、、、と感じます。

3。 止むを得ない場合の窓口申請と窓口受給
さて。どの程度の人が窓口受給を申請すると予測しているのでしょうか?そして、その「手間」はどの程度になるのでしょうか?大きな問題です。仮に、の話ですが、25万人規模の地方中核都市のケースで考えて見ましょう。人口比率を考えると、約10万世帯。1割が窓口で受給することを申請するとしましょう。つまり、1万世帯です。以下は、Estimateの諸元です。

窓口申請件数: 1万件
対応市役所職員(窓口数): 10人
一件あたりの時間: 30分(1時間に2件)
開庁時間: 9時から17時30分の8時間 

この市役所では、1日に、2件 x 8時間 x 10人 = 160件

しか対応できません、、、ということは、最後の人がお金を受け取るまでに、

10000÷160 =62日 =約3ヶ月(土日は休みだから)

ということになります。今すぐに欲しい人が3ヶ月待てるのか、、、ここが遅れたために餓死した、なんて洒落にもならないことが起きる可能性があります。(無風凧の提唱している「ナチュラルリスク、、、人はミスをする生き物だ」の観点から言えば、ミスの温床でもあります)

せっかく決まりつつある10万円ですが、その申請方法・受取り方法は「なんでこうなるの?」と首を傾げたくなります。

⬛️ では、文句だけ言っていても始まらないので、解決策(遅きに失した、ごまめの歯ぎしり)。

1) 受取り場所は、原則としてインターネットバンキング。無理な方は、銀行窓口。

2) 国からは、各個人に対して、ワンタイムの受付番号と、政府の「振込先」を送る。この受付番号は、マイナンバーと紐付いている。

3) 各個人はインターネットバンキングで、上記「振込先」に、振込人名義欄にワンタイムの受付番号を記入して、10円を振り込む。

4) 振込先(国)は、「振込元(受給者)」に10万10円給付する(振り込む)。

現時点で、インターネットバンキングの普及率は70%程度ですが、「世帯主」と思しき人に対する普及率は90%を超えています。よって、一番現実的な方法だと思います。なお、世帯が二人の場合場合には、申請者は20円振り込んで、国から20万20円受け取ります。

この方法の問題点は、「インターネットバンキングをしていない世帯」の数ですが、上述の市役所窓口に来る人より一桁少ないし、銀行窓口で、同様の「申請」ができるようにすれば、受付ブースの数が、市役所より桁違いに多いので、「待つ時間」は短くなります。接触を減らす目的で、銀行窓口の受付は手数料1000円(金額はもう少し高い方が良いかも?)、とすれば、インターネットバンキングに集中することは間違いありません。

 

 

 

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COVID-19: 緊急事態宣言のPDCA

7日に緊急事態宣言が出てから2週間。今日の午前中には、安倍さんが外出自粛に対して「より一層協力をお願いしたい」と言っています(コチラ 参照)。西村大臣は、緊急事態宣言後の報道によると「2週間後の結果を見て、、、」と言ってましたが、その「結果報告」は今のところありません。

ということで、今日は、無風凧視点で結果を調べて見たので、その報告です。

20200421-133509 皆さんの一番の関心事は、「外出自粛がどの程度実現されているのか?」ではないでしょうか?ある前提のもとに、この「自粛率」が推定できます。東京都の例で考えて見ましょう。

前提: 1)感染拡大は、人と人の接触のみにより起こる。
2) 東京都も広いですが、都内は「一律」である(人の分布は考慮しない)。
3) 西浦教授の予測(コチラ 参照)に従う。
4) コロナウイルス の発症は、5日目である(ここが一律ではないから、三角形で落ちることはない、というのが4/14の主張の一つ)。

さて。右図を見てください。4月8日から接触率がX %減ったとしましょう。上記の前提にたてばコロナウイルス は13日か14日頃に、少し減少が始まる、ことになります。その目でみると、まだ予断は許しませんが、14日以降にピークはあるものの、少し平滑化したように感じます。しかし、減少に転じた、とまでは見えません。

これらをまとめて、このグラフから「一日当たりの感染者数は、一定になった」と考えることとします。感染者数一定、になる接触率の現象は、西浦先生の予測では、人接触が60%程度減ということでした、、、ということで。

緊急事態宣言の効果は、人の接触は60%減だった、ということになります。

ケータイGPSの位置をTraceして、人の「出歩き」がどの程度減ったかを調べてFeedBackする活動もありますが(コチラ参照)、結果を見ると60%だということがわかります。

ここからは、経営手法の話。

デミングサイクルとかPDCAサイクルという言葉を聴いたことがあると思います。この一番簡単な例が、今回の自粛問題です。

緊急事態宣言後の全ての施策(DO)は、結果(CHECK)として60%減で、感染者増加は止まっていません。次のアクション(A)はどうするのか?今の施策では不足だということは明らかなことです。

1。「お願い(要請)」から「罰則付きの規則(強制)にする」

2。交通機関を止め、高速道路を止めることで県外流出を止める。

3。生活に必要な最低限の外出、をコントロールすることにより、人の接触を減らす

の3つが、脊髄反応で出てきます、、、みなさま、いかがでしょうか?

大切なことは、「未達である場合、死者が増加する」ということです。「過不足無く」というよりは「十分な施策・対策」をとってほしいと希望します。

 

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COVID-19: 緊急事態宣言の効果(付:8割減で良いのか?)

昨日は東京はじめ7都府県に緊急事態宣言が出て今日で二度目、そして範囲が全国に広がって初めての日曜日でした。新宿や渋谷などは80%以上人が少なかったそうですが、吉祥寺をはじめとしていつもより人出が多い街もあったそうです。、、、

20200420 話を東京に絞って、この2週間、緊急事態宣言の効果はあったのでしょうか?昨日までの累積感染者数のグラフが右です(出典は Bloomberg)。3月末から4月10日頃にかけて指数関数的に伸びているのが、4/13辺りで若干だけ鈍化して線形増加になっているようにも見えますが、、、線形になっているのだとすれば、西浦先生の計算方法でいえば、60%程度の接触になったとも言えるのですが、どのように見えますか?いずれにせよ期待ほどの効果はなかったと言えそうです。

人との接触を8割減らしましょう!と西浦先生は言ってましたが、少なくとも、現時点では、人の接触はほとんど減っていない、ということもわかります。

このままだと、西浦先生が予想する「42万人犠牲者」になるでしょうね、、、、残念。

と言ったところで、8割減で本当に良いか?

ネットワーク理論的に考えれば、次数中心性が高い人がいて、その人の活動がほとんど変わらず、そのほかの人が活動を90%減らして、平均で80%人の接触が減ったとしても、実際の感染拡大はあまり落ちません。次数中心性が高い人同士で感染が広がると、感染爆発になります。逆に言えば、クラスター対策班は、今後「大きなクラスター=次数中心性が高い人の実社会での接触を極力減らす」ことを活動の中心にすべきなのかもしれません。

そもそも、8割、というのは、疫学理論的には「統計的に平均」を前提にた数字です。その意味で言えば、もともと1日に五人しか合わない人が一人に絞っても、ほとんど意味がない。1000人の人が200人になるのなら意味がありますが、200人という「クラスター」は存在するので、ここが感染拡大の「核」になってしまいます。これは、西浦先生のいう「8割」の意味ではないと拝察します。そのように考えれば、「あなたが会話をする人の数を1日10人以下にして下さい」という方が、そして、それを国民全員が守ることが、西浦先生の意図だと考えるのです。(この意味では、接客業はほとんど成立しないことになります、、、)。

感染拡大防止に向かって、皆さんで「1日10人キャンペーン」を始めませんか?

# SIR(もしくはSIER)モデルを少し変形すると、最大何人に会えるか、を計算することができます。その方法で計算してみて欲しいと思っています。

#ついで。無風凧が解析に用いた多変数のロトカヴォルテラ方程式に基づくモデルは、疫学でいうSEIRモデルに、以下の項を加えたモデルのようです。無風凧は寡聞にしてSIRモデルを存じ上げずに、変形LV方程式を作りました。
1)発症前感染者の感染拡大項 2)軽症者と重症者の区別(これにより、院内感染が想定できる) 3)重篤化率と死亡率
4)回復後の再陽性化を考慮(一定割合でSに戻す)

 

 

 

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Amazonランキングの謎を解く(ランキングについて考える)

ランキング研究を始めて約5年。この本を知らなかったのは、痛恨の極みです。

「Amazonランキングの謎を解く:確率的な順位付けが教える売上の構造」(コチラ 参照)。

2011年に出版されていたのに、10年近くも無風凧のアンテナに掛かっていませんでした(服部先生の他の著書は幾つか読んでいるので、知らなかった事は本当に悔しい)。

Amazonの売上ランキングの「算出方法」は、無風凧の知る限り公表されていません。この本の主張では、少なくともロングテール側(つまりあまり売れない程度の本)の順位は、「最後に売れた時間の新しい順」というモデルで説明できるということです。

ランキングの手法(作成方法)として、この様な方法ががあることは知っていますが、なかなかその「証明」は大変です、、、なので、それを発見したことは、ランキング研究の無風凧の立場ではすごい事です!

もっとも、この本自身は、Amazonのランキング手法(確率ランキングモデルと命名している)を解明することに加えて、それを構成するための「数学の教科書」の位置づけが大きいようです。

「ランキング」自身を研究する立場では、ロングテール側ではなく、上位側のランキング手法を是非調べて欲しいな、と思っています。

なお。

この本がもう一つ主張している「Amazonはロングテールビジネスではない」に関しては、喝采です。

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COVID-19: 終息予測

この四日間は、外出自粛で籠城中です。随分時間が経つのは遅いなあ、、、一日千秋の思いとはこのことか、と感じています。そんな時間、ウイルス終息の時期について計算して見ました。

すでに、COVID-19が少くとも3種類に変異していることが分かっています(コチラ 参照)。そのうちの一つに感染して全快した後、免疫ができて違う種類に感染しない、という確証はありません。加えると、半年で3種類に変異しているのなら、今後の半年で9種類になる可能性もあります、、、とすれば、日本をはじめとして各国は少なくとも「鎖国」は必要でしょう、、、そうしなければ、「再輸入」による感染爆発が予想されます。

ウイルス感染の際によく「集団免疫」という言葉が出てきます。これは、ある割合で「免疫」を持っている人が存在すると、新たな感染者が出てこない、というこれまでの疫学理論に基づいた考え方なのですが、上述のように、今回のCOVID−19に関しては、「免疫が予想通りに作用していない」可能性があるという記事も読みました。。。ということは、最悪の場合でも「集団免疫」で止まるという西浦先生の予想よりも感染者が上回る可能性があります、、、再生産数R0=2.5というのが西浦先生のよく使う数字ですが、この場合は60%で集団免疫です。でも、60%では止まらない可能性がある、ということです。

勿論、悪いことばかりを予想したわけではなく、ワクチンが実用化されて行くことも間違いないことです。勿論、変異よりも早くワクチン開発ができて行かなければ、永遠に「追いかけっこ」になるわけですけど。

さて。これだけの「パラメタ」があると、将来予測は「とても難しい」というか、ストーリーが多くてどれが正しいか、わからなくなります。最悪の場合、、、人類はCOVID-19で滅びるストーリーも存在します。

ただ、これだけは言えます。

世界的な感染が止まるまでの鎖国を前提に、今すぐ日本中でロックダウン6週間をすれば(完全なロックダウンです)、日本国内は少なくともCOVID-19から立ち直る可能性が、90%以上

です。一日千秋の思いで外出自粛してますが、、、6週間は、、、4万2千秋です、、、、長いな。

 

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COVID-19:十万円+給与ゼロは如何ですか?

急転直下、一律十万円配布が決まったとおもったら、麻生さんが「待った」を掛けました。麻生さんのトラウマを考えれば、同情できるのですが、今回は緊急事態です。麻生さんに大人になってほしいですね。

一律10万円、、、これも、長所短所があります。短所の代表は、本来貰わなくてもよい人まで貰う、という点でしょう。でも、急を要している人の数と、貰わなくてもよい人の数はどちらが多いでしょう?国民の所得統計見てください。必要とする人が多いです。麻生さん流に言えば、貰わなくてもよい人は、自己申告で返金すれば良い。その方が手間は少ないのです。

それから。

今の政府の方針は、自然人より「法人」を行かすことに躍起になっています。これは、「法人を経営する層」との親交が深いからでしょうね。企業の休業補償金は、年収3000万円の人に3000万円を補償しよう、と言うのが意図です。ここが、そもそも可笑しい所。3000万円なくても、月に10万あれば食べるだけは食べられる。国民平等に堪え忍ぶときに、休んでも平均を遥かに請える給料を補償することは、不要と考えます。

休業した企業は、すべての従業員の給与を払わない。その代わりに、政府からの10万円がある、と言うのが、国民一丸となってコロナウイルスに立ち向かう姿だと考えます。こうすれば、休業補償金が原則不要になるので、財源は確保できます。

加えて言えば。

医者やドラッグストアなど、生活必需品の業界は、必然的に労働超過状態になっています。10万円はそのご褒美。少ないですけど受け取って下さい、、、と無風凧は、考えます。

もうひとつ。

企業が完全に止まった場合、再興出来ない業種があります。動物園がその代表格。これこそ、生活では必要ないけど継続が必要な業種。ここだけは、例外的に特別維持費が必要でしょうね。その他、、、例えば自動車産業や電機産業は、その一部に例外はあるとはいうものの、税金と土地代の延期があれば、その他の維持費は、人件費軽減分で対応できます。

そうそう、公共交通機関を止めることをお忘れなく。

10万円の話から大きく脱線しました、、、今日はこの辺で。

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COVID-19: 集団踏み絵

漸く、日本全土に緊急事態宣言。でも、最初に発令された都府県を見ると、ハリボテのような気もします。宣言の「中身」がスカスカ。

というのも、法的拘束力がないから、「強く自粛要請」などと言う手段しかなく、現実問題として「要請は守られていない」。だから、感染拡大に歯止めが懸かりません。

この「要請」は、新たな社会問題を内包しています。

自粛要請で「判断は経営者に委ねます」とか言いながら、店を開けると「非国民呼ばわり」と言うことが、報じられています。インフルエンサーの中に、人出を見て「こんなときに外出するなんて信じられない」と呟こうものなら、あっという間に拡散して外出した人が、殺人犯のような悪者になります。

この辺りまでは、「和の国」の「同調圧力的コモンセンス」として、とギリギリ理解出来ないわけでは無いですが、最近聞いた話の中では、もっと酷いものが有りました。

コロナウイルス感染拡大防止のために、自宅待機を命じて起きながら、「実際問題として、出社するか否かは自分で判断してください」と言う、訳のわからない囁き。結局、「コロナだから来ない、というのは、人事査定に響くよ」と、言う「踏み絵」を踏ませているわけです。このような手段で企業として対外的には「自粛」と見せかけながら、その実、出社させる。しかも、いざというときには「個人の判断に任せてました」「企業としては原則自宅待機です」という逃げ道を作って。

この話は、同調圧力ではなく、明らかにパワハラですが、最近、無風凧は良く聞きます。恐らくですが、こんな企業は長くは持たないでしょうから、「さっさと辞めてしまえば」と、アドバイスしたい所ですが、現実問題は泣き寝入りしている方が多いようです。

これも一種のコロナウイルス禍ですね。

安倍さん、さっさとベイシックインカムを配って、ロックダウンに踏み切って下さい。「法人」が倒れてもイノベイターが新しく立ち上げてくれます。戦後のソニーやホンダのように。でも、人が倒れたら、、、その人とは二度とおしゃべり出来なくなります。お金より命。宜しくお願いします。


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COVID−19; 遅くない?

日に日に政府批判が増えているような気がしますが、、、より良い施策の一助になれば、と思えばこそ、です。必要なら、いつでも永田町に「在宅勤務」で出向きますよ。

とはいえ。これはちょっと驚きました。安倍さんの「感染拡大の状況を客観的事実として評価する限り、諸外国と比しても、わが国の対応が遅かったとの指摘は当たらない(出典は コチラ)」。

この発言があった4月14日、死者は十九人、感染者は486人です。死亡率を2%で計算すると、近い将来、9名の方が命を落とすことになります。3月頭にロックダウンしていれば、恐らくは「落とさなくて良い命」です。それでも、「遅くない」対応だと言えるのでしょうか?

無風凧は思うのですが、やはり、「命優先」な施策が一国の宰相には求められるのではないでしょうか?勿論、最大多数の最大幸福のために、場合によっては少数に犠牲を強いらなくてはならい場合があり、その判断を担うのも宰相の務めです。単に判断が遅くなるがゆえに落とす命は、誰の犠牲になっているのか?犠牲者には申し訳ない表現ですが、「犬死」に近いものがあります、、、

言いかえれば、亡くなられた方に、「遅くなかった」と言って、納得してもらえますか?無理ですよね?つまり、既に時遅し、なのです。

心を入れ替えて、「命優先」の施策をしてください。

今日は、まだまだ書きたいことがあります。

行動制限しなければ、42万人、という記事(コチラ 参照)。これは、集団免疫ができるまでに罹患人数に死亡人率を掛けた数字だと見受けますが、それは、「個人が免疫を持つ」というこれまでのウイルス感染の常識に基づいています。COVID-19は、いったん完治したと思われた人の再発病が報告されています。つまり、「個人が免疫を持てるか?」に大いなる疑問が湧いていると判断しています。免疫ができずに二度も三度も感染すると仮定すると、、、その結末は「全員死ぬまで感染が続く」(もしくは、絶対に交流のないいくつかの集団が生き残る)。

42万人が多いか少ないかの判断は皆様にお任せしますが、少なくとも「最悪の場合が42万人」ではないこと、もっと悪くなる可能性は排除できていないことを認識してください。

 

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COVID-19: 愚痴

今日は、二階幹事長が、一律10万円発言をしました。昨日(一昨日かも?)は、高須院長が「なぜ経済再生大臣がコロナ対応?」という発言をしています、、、、無風凧の愚痴、として聞いていただきたいのですが(そして、このブログの読者ならご存知の通り)、すべて、2ヶ月間から無風凧が主張していることです。2ヶ月前なら、、、きっと。この後、公共交通機関停止、という意見が跋扈するでしょうね。

20200414 そして、今日は、新たな愚痴。ここ数日、右図がTVなどでよく見られましたね。これを見て、皆様納得できますか?

無風凧は到底納得できません。北大の西浦さんが発表したものをベースに、政府かマスゴミが描き直したものでしょうけど、あまりに酷すぎます。

1) 30日辺りで、三角形に落ち込みます。わかりやすさのためにこのような図にしたのかもしれませんが、自然界の現象でこのような形になる場合が想定できません。もし、西浦さんの図でもともとこのように尖っていたのなら、明確な説明が欲しいです。

2) 30日あたりの1日か二日で、急に6000から1000まで落ちます。何が起きたのでしょうか?どんな施策によれば、いきなり半減どころか80%減にできるのでしょうか?

3) コロナウイルス の潜伏期間は、今のところ最大2週間程度です。だとすれば、基点から80%減がなされていたとするならば、少なくとも2週間目には、減少が開始されます。それが、4週目、、、というのは、どのような現象を前提にしているのでしょうか?

などなど、愚痴というか、疑問が沢山というか。

無風凧は思うのですが、SIRをベースにしたモデルで、人の動きは静的な疫学モデルに従ったのがこの図ではないかと思うのです。でも、現実社会は「人の動きは動的」なモデルで解析する必要があります。つまり、新宿のホストの方が名古屋に行く場合を想定した未来予想が必要なのです。

このように考えて、無風凧は、当初から「複雑系の科学者」が対策班を主導することを主張してきました。複雑系か、もしくはAIです。疫学的な常識は、理想状態での常識で、上述の「ホストの例」などは、解析が難しのではないかと思うのです。それは、複雑系解析の得意とするところ。

その意味で、今の専門家委員会の「認識・判断」は、もしかすると「有効でない」可能性があると思い始めています。少なくとも、ここまでは「後手」を引いています、、、、

2ヶ月前に無風凧が総理大臣だったら、、、いまほど、政治家にならなかったことを悔やんでいる自分は、過去にありません。

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COVID19: 音楽の伝播力はコロナウイルス より強い!

インターネット上では、コロナウイルス に負けないぞ!とばかり、色々なミュージシャンが、様々な企画・演奏を公開しています。PPAPの古坂大魔王が、WashWashとするのは、とても好感が持てますし、星野源さんの企画も広まっていますね(なんせ、安倍さんですらコラぼったのですから!)。

無風凧が応援している箏曲家の渡辺由布子さん。彼女も面白い企画を発表していて、超拡散希望とのことですから、今日はその話。

日本人なら誰でも知っている「春の海」。この曲の箏パートと楽譜を公開して、ソロパートを演奏してくれる方とインターネット上でDUOしよう、という企画(こちら 参照)。

外出自粛中で、自宅で撮った映像でのアップのようです。

腕自慢の音楽家の皆様、自粛中の楽しみの一つとして、渡辺さんとインターネット DUOを楽しみませんか?

 

 

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外出自粛で新作スパゲティー

今日はコロナウイルスから離れて、久しぶりに料理の話。

皆様、外出自粛の時は、美味しい料理を作る、というのは如何ですか?

ペペロンチーノ研究は一段落したので、今日は日本人の為の和風スパゲティに挑戦。

白菜の漬物とツナの和風スパゲティー

材料

白菜の漬物(汁も必要)、ニンニク、ツナの缶詰め、エリンギ、小松菜、人参、味付け海苔、めんつゆ、胡椒少々、油大さじ1

ポイントは、味を薄くつけても、漬物で塩味を感じるから、美味しく食べることが出来ます。

そうそう、少し固めに茹でて、具と合せながら少し煮込むと、日本人好みの味になるようです。


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COVID19: 政治的責任とは。

皆様、まずは、この記事(コチラ https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3952681.html )、お読み下さい。

これは、安倍首相が今回の新型コロナウイルスの責任について述べたものの記事です。テレビやネットでは、あまりbuzzって無いように思うので、今日はこれを取り上げます。(記事がエクスパイヤすると思うので、最後に全文引用しておきます。)


無風凧は、過去にも「責任」について考察し、このブログでも書いてきました。そして、無風凧が考える責任の取り方、は少なくとも与えた損害・損失をリカバリすることです(慰謝については別議論として、です)。そして、この考えに賛同してくれるかたは多いと思います。

では、改めて、安倍さんの記事を読んでみましょう。「政治判断の責任は自分にある」言っています。政治判断の責任として、与えた損害は安倍さんがリカバリする、と言っているようにみえますか?もしくは、国民の皆様が、「もう十分責任を果たしたよ」と、言えるだけの施策をするでしょうか?

たとえば、その直後の「命のかかわる最悪の事態に至らないように」と言っている時点で、既に責任を転嫁することを示している、と読めます。何故かって?それぼ、既に「命のかかわる最悪の事態になっていることを認識していないから」です。

現時点で、国内の感染者数は6000人を越え、死者も100人になろうとしています。既に死者が出ているにも関わらず「最悪の事態になっていない」と把握しているとしか、考えられません。現在の感染者数、今後の増加数などを考慮すると、少なくとも国内で1000人を越えます(無風凧の試算だともう一桁上です)。

この被害者の中に、政治判断が間違えていたため、と「国民が」考える人数はどの程度有るでしょうか?恐らく、そのほとんどは、政治判断が遅かった、と思うでしょう。

命に関わる施策は、無風凧は少なくとも二ヶ月近く前から示してますし、最近は国会や多くのインフルエンサーも主張しています。

経済的損失は、今、考える時期では無いことは、国民の大半は理解しています。お金よりも命優先、です。そして、命優先施策への転換タイミングは、一刻も早くする必要があります。1日遅れると、1日分、、、しかも指数関数的に増加して、死者が増えます。

その責任、つまり、施策転換の政治判断の遅れは、すべて安倍さん、と、御自身がおっしゃっているのです、、、

さあ、安倍さん、どの様な施策をとりますか?無風凧は、何時でもブレインになる用意はありますよ、しかもボランティアで。


以下は、引用です。

新型コロナウイルスへの対応をめぐり、安倍総理は7日の記者会見後に報道各社から出された質問に文書で回答し、「政治判断の責任は自分にある」との考えを示しました。

政府が緊急事態宣言を出した7日に行われた安倍総理の記者会見では、質問が相次いだため、総理官邸は書面で質問を出せば回答するとして、途中で会見を打ち切っていました。

その後、追加で提出された質問の中で緊急事態宣言に関する政治判断の責任について問われると、安倍総理は「政治判断の責任は自分にあるが、命のかかわる最悪の事態に至らないようにするべきだと考えている」と文書で回答しました。

7日には新型コロナウイルスへの感染拡大防止に失敗した際の対応について、「私が責任をとればいいというものではない」と述べていましたが、発言を修正した形です。

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ソーシャルディスタンス?

20200410 はなちゃん先生:
特命希望さん、アタチたちのソーシャルディスタンスは 0 で良いと思わない?

写真出典 特命希望様ご投稿
コロナウイルス 騒ぎで外出自粛の中、貴重なお散歩の写真だそうです。ワンコもトラもCOVID19に感染したとのマスゴミ情報が出ていますので、はなちゃん先生も「油断禁物」です。

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COVID19: 無限に長い2週間

昨日の話の続き、になりますが。

西村コロナ対策大臣は、「店舗に休業要請をせずに、2週間やってみて、足りなければ休業要請を行う。」

この2週間、「失敗したら」被害者はいまの8倍になることを理解しているのでしょうか?それとも、「政府の言った通りに国民が動かなかったから」と責任転嫁をするつもりでしょうか?

現在、感染拡大の速度は、五日で倍増。これは、「1〜2週間前」に感染した結果ですから、8割の接触減をしたからと言って、明日の結果がよくなるわけではありません。逆にいえば、いま(昨日は500人の感染者増)の8倍(=2^3)までは我々は覚悟をしておかなくてはならないことになります。1日に4000人以上の感染拡大、、、です。2週間後には、結局「ほとんど結果は見えない」。

その時の結果を待って、、、というよりは、そこからさらに2週間後にしか結果は出ないのですから、完全に失敗すれば今から4週間後にはさらにその8倍、つまり一日に32000人の増加が見えている、ということになります。なんとかならないものでしょうか?

こんなことを考えながら、面白いことに気がつきます。

安倍さんも、政府も「ギリギリ」が好きです。安全な方法は好きではないようです。

安倍さんが108兆円で大見得を切っていますが、無風凧案なら、、、三月頭に行っていれば、40兆円程度ですんだ物です。しかも、医療崩壊は起きていない。「経済的」な視点を入れているつもりで、逆効果。燎原の火が広がるごとく、コロナウイルス は広がっています。できるだけ「早い」段階での「安全係数を見越した」施策を取ることが肝要と考えます。

おそらく。国会議員や官僚の皆様は、大学時代に「単位を貰うためにギリギリ(必要最低限)」の勉強しかしなかったのでしょう。100点を目指す、いや、110点を目指すような心構えができていなかった。だから、今回のコロナ騒ぎに対しても「ギリギリの美学」を追求しているのではないでしょうか?ギリギリで万が一に落としたら、追試、再試、、、、なんとか卒業。

つまり。国民の命は、「ギリギリの美学」の犠牲になっている。

今すぐ、ギリギリの美学から安全安心の施策に切り替えませんか?(参考、いささか古い記事ですが、無風凧の考える施策案は コチラ 。)

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Covid19: 8割削減とは?

諮問委員会の尾身会長が、盛んに人との接触の8割減を叫んでいます。主旨はよく分かりますが、所謂「クラスター型の感染(スケールフリーネットワーク)」対策と、拡散型(ランダムネットワーク)を前提とした接触の8割減の主張は、矛盾とまでは言いませんが、違和感があります。

分かりやすく言えば、三密や大声対策はクラスター型で有効な対策(これだけで十分とは言いませんが)。一般の国民が人と会うことを8割減らすことができたとしても、例えば病院、例えば役所、例えば職場等、限られた条件下でクラスター感染拡大が起きることを意味しています。(総量で8割減を実現しても、限られたインフルエンサーの存在下で感染拡大する)。

別の視点では。最近は感染経路不明な感染者が増えています。時間を掛けてキチンと分析すればクラスター型拡大かもしれませんが、今々は拡散型として対処するしかない。その意味においては、「8割減」は、分かりやすい具体的目標にです!(つまり、今は既にクラスター対策では不十分だ、と言うことの言い換えです)

もうひとつ。少し違う視点で。盛んに、「我々はエビデンスと理論に基づき」とおつましゃってますので、8割減の根拠となるモデルとエビデンスを提示してください。北大西浦先生のレポートなど調べてますが、どういうシミュレーションしたかの詳細が分からないのです。解析モデルには、モデルの持つ特性があります。恐らくはネットワーク分析をベースにしたシミュレーションだとは思うのですが、人のモビリティをどのように扱っているか、感染の判断をどのように入れるのか。R0と呼ばれる再生産数は外から与えるのか、それとも結果として得られるのか(モデルの正しさの検証パラメタとして扱われるのか)、等知りたいことが沢山あります。

4/12追記

https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/covid-19-nishiura で、おおよそのモデル、理解しました。申し訳ないのだけど、8割減は、実質の再生産数を1未満にする為の必要条件ですね。でも、これは、ある意味では、国民一人一人の「一日に接する数」が、分散の少ないかう、静的な場合には、充分条件になるかもしれません。しかし、実際は接触人数の分散が大きい上に、動特性が必要。ということで、8割減でも無風凧は不十分と考えます。

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COVID 19: 安倍さん「言い訳の為の布石」

いよいよ緊急事態宣言が発令されました。国民の最大の関心事で有ることは間違いありません。無風凧も、連日、記事を書いているくらいですから。

そんな中、「コロナ疎開」と言う言葉が広まっています。緊急事態宣言の対象となっている都市から田舎に疎開することを指しています。そして、これを自粛するように、と疎開先となるであろう都市からも政府からも呼び掛けています。

もしかすると、90%位の国民は、この自粛要請に応じるでしょう。でも、のこり10%位は、それでも疎開してしまうように思います。そして、疎開先の感染源となる、、、

けしからん、と言うことは容易いことてす。しかし、ゲーム理論的に言えば(囚人のジレンマで考えて下さい)、疎開する方が利得が大きい訳ですから、疎開する人が出てくるのは仕方ないことです。もし、それを「禁じる」のであれば、他の国と同じように強制力をもって都市封鎖をせざるを得ない。

あまりにも容易に想定できる近未来像。為政者としては、その対策を講じてなくては乗りません。政治のいろはのい、です。

それをしなかった、と言うことは、安倍さんは「コロナウイルスの感染拡大の原因は政府ではなく国民だ」と言い訳するための布石をしたとしか見えない、と言ったら、少し言い過ぎでしょうか?

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COVID19:緊急事態宣言

漸く(?!)緊急事態宣言が出そうですね。

無風凧は、緊急事態宣言、と言う「記号」は、危機意識を高めると言う意味でとても重要なことだと思っています。その反面、「有効な施策を発令できるのか」については、懐疑的です。

施策は、実現可能性や、リスク対策、そしてプランBを備える必要があります。

外出自粛、と言う言い方では、実現可能性は低い。「テレワーク」がbuzzワードになっているようですが、現実にテレワークが作用しているのは、Googleの位置情報のビッグデータによると9%に過ぎないらしい(4/6午後のテレビから引用)。これでは、自粛の意味がありません。

また、強制力も必要でしょう。例えば、ナイフに対しては正当防衛が認められますが、咳に対しては、「民間では防止策が無い」ことになります。ある程度は、強制力も必要です。それが無いなら、非常事態宣言は、何も変えることが出来ないかも、、、

さて。どうなるのでしょう?少なくとも一ヶ月以上、無風凧の試算より遅れています。

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COVID 19: リーダー像

NHK の日曜討論。今朝は、加藤大臣、西村大臣、小池都知事、尾身副座長が参加してのコロナ対応でした。ある意味での「リーダー」が揃っていました。

違和感がある、というか、遅いと言うか。番組の内容を無風凧が纏めると、

「私たちは頑張っているよね!」

と言う同調確認の場にしか見えません。努力している、とか、迅速に、とかそういう言葉が発言の半分くらいを占め、ファクト(事実)や決定報告はほとんど無いと感じています。

例えば、ECMOの台数。海外からの輸入に頼っていたが国内でも作るようにした、というのは、何も情報を話していないのと同じ。

「最悪の場合何台必要で、現在何台確保している。不足の台数は何時までに、xxxxxxのような方法で増産する。」

と言う話がなければ、井戸端会議と同じです。

もっと違和感は、医療崩壊が取り沙汰されている中、崩壊が起きた場合のリスク対策は誰も議題にもしない。

ホテルの一棟借上げで1000人単位の軽症者が診療をうける体制を作る、と言う話は、安心感を与えるかもしれませんが、東京都下の予想感染者数を確保するためにはあといくつ必要か、その場合の看護体制はどう構築するのか、がなければ、首長としては、対応力不足。

更には、経済対策。一日の重さ・感じ方が、政府要人と大衆には差があり過ぎ。例えば30万円の給付を発表してますが、これを何時までに実現するのか、誰も話をしない。(この制度の不備は山ほど有りますがそれを横においても)御粗末すぎます。これは、リーダーとして決定権が無い、ので話ができないのかもしれませんが。

ついでに書けば、たった四人の会議で、それぞれの考える「優先順位」が総花的で、八方美人。強いリーダー像はありません。

命も経済も大切、と言う施策は、命も経済も守れない結果になりかねません。

今は、命優先、と割り切った政策が必要な時期では無いでしょうか?

アメリカのトランプ大統領、賛否両論ある大統領ですが、コロナウイルス対策ではポイントを稼いでいます。彼は、国民の命最優先の施策を発表しています。

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棚からぼた餅。空からタオル。

20200405 はなちゃん先生:
早く早く! タオルが落ちてくるのが待ち遠ちいのよ!!

写真出典 特命希望様ご投稿

タオルが大好きなはなちゃん先生。特命希望様が投げたタオルが落ちてくるのを待っている所だそうです。無心に待っている、と言う顔がキュートですね。

 

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死刑執行は死刑囚の考えを認めることになるのではないか?

相模原・障害者施設「やまゆり園」連続殺傷事件犯人の植松聖被告(死刑囚)が控訴を取り下げ、死刑が確定しました。

この死刑確定、なんとも府に落ちないものがあります。

この死刑判決自体が、植松死刑囚の主張と同じ論理の下で執行されるのではないか、と思えるからです。

言い換えれば、、、被害者家族の「思い=反省や翻意をしてほしい」という気持ちは、植松死刑囚には届いていません。死刑にすることにより、この「反省・翻意」の機会は永遠に失われることになります。

植松死刑囚の主張は、「人の言うことが伝わらない相手は、殺してもよい」というものでした。論理構造としては、とてもよく似ています。もっとも、植松死刑囚は「人を殺した罪」により「死刑という罰」を受けるという意味では、植松死刑囚が起こした事件とは異なるわけですが、しかし、なんとなく、釈然としないものがあります。

植松死刑囚は、「死ぬのは怖い」とも受け取れるような発言をしているようにありますが、結局としては「人とコミュニケーションとれない人は死んでしまえ」という主張の下、自分は「被害者家族とのコミュニケーションは取れない人間だ」という意識で死刑台にのぼるのではないか、と思うのです。だとすれば、植松死刑囚は、自分の死をもって自分の主張を最後まで通してしまう、自己主張を完遂してしまいます!

その意味でも、無風凧は、「終身刑」として、死ぬまで翻意を促すことこそ植松被告への「最大の罰」であろうと考えたこともあったのですが、それも甘すぎる様にも思います。結果として、現在の法律の下では、死刑で The END. 

ここまでかいて、やはりなんとなく釈然としません、、、そして、遺族の皆様の悔しい気持ちが幾ばくかわかるような気がします。こんな形の「処罰」は、過去に例がないのではないでしょうか?

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COVID-19: 究極の施策

これは、思考実験の中ではできるし、究極、この方法しか無いとも思うのですが、これを「実行せよ」とは自分の気持ちの中でのGOサインがでません。論理的には、これ以上の方法は無いと思うのですけどね。

全都市封鎖策:

1。世帯でA,Bの2世帯群に分ける。Aが90%程度。Bが10%程度。B群は、ライフラんを守るための(食糧を配布するための人員含む)と遺体収集人。

2。A世帯は、3週間。世帯単位で家から出ない。発症しても、外出や通院はしない。重篤かしたら諦める(地球規模で考えれば、この諦めが、被害者数を最小にします)。その間、B群のみが活動する。

3。B世帯は、3週間、A群を含む食料ラインを守る。

4。3週間後、A群の中で、感染者が残っていたら、その世帯だけ、隔離する。A群の残りは、原理的には感染していない人のみになる。また、B世帯も世帯単位で家から出ない。この間のライフラインは、A群でが守る。この期間も3週間。

5。 4から3週間後(当初から考えれば6週間後)、理想的にはCOVID-19は沈静化している。最悪でも、感染していない人(家庭)とごく少数の感染してる人(家庭)が完全に分離され、感染者がUnderControllでる。まだ、完全沈静化していない場合は、同様の3週間をもう1回繰り返す。

このままCOVID-19が拡大すると、全世界で100万人単位の死者が出ると予想されています。しかし、現時点で、上記の手法をとれば、最悪でも数十万人で止まります(算出方法は付録へ)。

でも、この方法、なぜか自分でも「GO」と言えないのです、、、経済のことはあまり重要だと思っていないのですけどね。治療をせずに諦めざるを得ない、と言う対処をせざるを得ないことが、心理的障壁なのかもしれません。でも、この「仏心」が、被害を拡大させる、、、皮肉なものです。

付録: 死亡者のEstimate
4月2日時点
確定感染者数 100万人。
死亡者5万人。
無風凧のEstimateによる世界の感染者数(家庭数): 500万。
一家庭あたりの人数4人。

死亡率 2%

以上の仮定の下での死亡者数予測。

 

500万家庭 x 四人 x 2% =40万人 (+5万人)。

ここで2%は、ダイプリの現時点での死亡率から、少し足したもの。

 

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COVID-19: コロナウイルス 下での組織論

研究仲間から、先日の記事(コチラ)についてコメントが届きました。その方の主張は、

「集団ティール状態の中に、アンバー政府と色々な色(レッド、オレンジ、グリーン)の個人や集団」

と言うのが今の状況だと言うのです。

県や地方によってコロナウイルスの状況が異なるので、温度差があることは前提として、首都圏や大阪圏など緊急事態宣言がまたれる地域もあります。ロックダウンも辞さない、と言う空気が醸成されつつあるとともに、自主的な外出自粛や企業休業、そしてテレワークなどが進みつつあります。これらは、ある意味のティール組織の萌芽である、と言う主張をしています。

この意見には、無風凧的には、なるほどなあ、、、と感心しています。政府が緊急事態宣言をしなくても、日本医師会の勧告などを根拠に「自主的緊急事態」を作り、「自治政府的ロックアウト(都市封鎖)状態」になるとすれば、確かにティール組織に近いように感じます。

ラルーの提唱する「ティール」。目的、全体性は、満たされてると思います。あとは、「組織の存続」です。組織の存続が、組織という「集団(言い換えれば企業・法人や行政組織)」と言うだけでなく、「構成する個々人」の「存続」、言い換えれば互助の仕組みが必要だと感じます。でも、これも我々の努力目標として、実現されていくのでしょう!!

このように考えると。 政府が「不要なもの」になっている?! 安倍さん、頑張ってください。日本の舵取りは形式的には貴方です。ティール組織の一員になれるように、頑張ってください。

 

 

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COVID-19: 3密を越えよう!

最近の流行語は、「3密」。

コロナウイルス 感染拡大対策として「密閉」「密集」「密接」を避けましょう、と言う専門家会議の提言です。

昨日の会見では、「この三密が届いていない」と専門家会議から苦言が呈されましたが(コチラ 参照)、無風凧は少し違う分析をしています。

「三密」と言う言葉(記号)が、ある意味で「一人歩き」したために、その意味を「深く」考えることがなくなっている。形式的に「密閉」「密集」「密接」を避けることで「満足する」ことになり、最悪の場合は「三密を唱えることで満足」してしまい、その「質=本質」を問わなくなっているのようだ、と思うのです。

簡単に言えば、「三密を守っているうよね」と言う自分たちの「合意」で三密を守っているような気になる。

無風凧がよく使っているスーパーは、三密を守ってアルコールも置いて、、、としていますが、実際はレジでは密に人が並んでいる。服の上からであれば「接触」が当然のように行われているのが実情です。

加えて、愛知の「コロナバラマキ男」の時に指摘されてような「接触」、すなわち、残留ウイルスなどの接触感染へのケアが随分弱くなっているようにも感じます。

みなさんが本当に共有しなくてはならない目的は「感染させない」「感染しない」です。その手段として「三密」があります。手段を目的と間違えないようにしてください。

「コロナ疲れ」という言葉(これも記号)で括ることは簡単ですが、上記は原因の本質が異なります。皆さん、今が一番大切な時です。頑張りましょう!(「今」が、いつまで続くかは、、、不安あります。)

今日の別記事(コチラ)も参照ください。

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COVID-19: 施策の見直し要求

昨日も感染拡大しました。まだ「緊急事態が出ない」こと自身は、「安倍首相」の判断なのですが、第三者的に見て「公正な」判断がなされたうえで「緊急事態宣言を出す状態ではない」と判断しているのか、、、さすがに首を捻りたくなります。

さて。安倍首相がどう言おうと、私たちは、感染拡大の防止と、自分の身の安全を守ら羅なくてはなりません。それを考えているうちに、いくつか不思議な点が出てきましたので、今日はその話。

政府や各県が言っていることの「真意」を確認して、決して「施策(やること)」だけを信じて安心することがないように、お願いします。

1) 間違いその1: 「小さなイベントなどで、熱が37.5度以下であるを確認する」 → 間違い。

よく考えてみてください。未発症の感染者が報告されています。未発症ということは、熱も出ていないのです。だから、37.5度以下だから安心、という「検出法」は間違えています。

2) 間違いその2: 検査で陰性だったら安心だ → 間違い。

実際は感染しているのに、検査では陰性になる、という「偽陰性」。これ自体は報告されてますが、実際どの程度偽陰性があるのか、不明です。季節性インフルエンザの場合は、30%近く偽陰性だといいます。COVID-19でどの程度偽陰性かは不明ですが、実例が出てきました。自覚症状のある方は、「PCR検査で陰性」と出ても、3週間は「自主隔離」してください。

3)大阪方式や東京方式のように、重篤者、中等者、軽症者とわけて、軽症者は自宅療養とする。 → 感染拡大する。

これは、一概に「間違い」とは言えませんが、少なくとも「感染拡大」することは間違いありません。現在、「身内に感染者が出た場合の対応」について、いろいろな情報が出回っていますが、「それをきちんと守る」ことができる家庭はほとんどない、でしょう。BSL4の対応が必要だとは言いませんが、一般家庭だと、BSL-2でも厳密に守るのは無理です。家庭内感染(一種のクラスター)が起きます。「軽症者80%は自宅で直してね。重篤者は病院で面倒見るから」という施策と考えられますが、その場合集団免疫まで拡散が続きます。集団免疫獲得までに、ベッド数・ECMOが14000以上必要なわけですから、すでに医療崩壊を前提にしている、といえます。だから、完全ロックダウンがひつようと主張します。

4)クラスター対策班だけでは、すでに対応できない。

小池都知事や、北海道大学の西浦教授は、今でも「クラスター対策」が最も効果的な方法の一つだと考えているようですが、すでに感染経路不明が半分になんなんとしています。もちろん、「集団」で感染したのが事実の場合が多いのでしょうけど、それを「特定」するより、ウイルスの拡散のほうが早い、という状態になってきました。つまり、クラスター感染の速度で広まり、拡散モデルのように特定ができない。クラスター対応だけではなく、うえから網を掛けるような施策が必要になってきていると考えます。一番良い方法は、都市封鎖もしくは公共交通機関の停止だと考えています。

経済系の、、、もしくは救済系の「矛盾」はまた日を改めて。

 

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COVID-19: 非常時の組織論

さて。今日は、無風凧の専門(の一つ)、組織論の話。

最近までよく取りざたされて居た「ティール組織論」の言葉を借りて、コロナウイルスを事例に、「非常時のあるべき組織」を考えてみましょう。

まず、結論から言えば、2020年現在の地球上の人類では、ティール型の組織(ティール色の組織)は、非常時に力を発揮できません。

これは、ほとんどの先進国人(以下では民衆)は、地球コミュニティの一員として何らかの「補償」少なくとも、マズローの言葉で言うなら第二段階までは「保証」されていると考えているからだと分析します。

一部、ボランティアな方々のコミュニティの中に、ティール型組織で運用しようとしている方々もいますが、これを運用するための「物資」が足りていません。例えば、マスクや防護服をとっても、不足していて、ティール型組織を含む「より大きな組織」の中の「部分」にならざるを得ません。この「ティールの内部」と「外部」のInterfaceは、当然「外部」のルールが適用されます、、、と言うことから、真の意味でのティール型組織は、簡単に言えば「物資の不足が無い」「生命には関係ない」などのある程度の「理想状態下」でしか成立しないことになります。

この考察を少し敷衍します。「安心安全は与えられるもの」「生活は保証されるもの」「(日本では)保証されない場合は勝手が許される」「都市封鎖などが行われ、私権が保証されない」などなどの状態が、今回(近未来含む)のCOVID-19です。こうなってくると、ティール組織論の色で言えば、民衆は何色を望んでいるのでしょうか?

いささか行間が広いですが、民衆は「オレンジ」であることを願っているように見えます。国による補償などの議論はその証左です。雇用(フリーランスでいえば、単発契約を含む)条件下で自分を守り、それ以外の責任は外部に「オブジェクト化」する。そして、為政者は言うまでもなく「アンバー」を念頭に置いています。アンバー、つまり、「上下関係」をはっきりさせて、下の者は「上の者」の言うことをきく、と行った組織です。(蛇足ですが、一昔前に流行った「上級国民思想、かもしれませんね)。

さて。再度考察します。非常事態下は、どのような「色」が望まれるのか。無風凧の結論は以下の通りです。たたき台ですから、皆様のご意見をお待ちしています。

無風凧の考える非常時の理想の組織論:
1。 一般民衆に対しては、「安全・衛生(マズローでいうだいに段階)」は、アンバー。
これは、例えば都市封鎖などを行う場合に、オレンジはあり得ない、と言うことでもあります。無風凧の提唱している月額10万円保証もアンバーです。

2。 安心安全従事者以外は、言いかえれば、「家の中に籠っている」ことを前提に、一般民衆はティール。。
一部アーティストなどのコンテンツ発信は、ティールの表れである、と信じたいです。教育や業務のICT化は、無風凧は実はアンバー化を指しているように見えて怖いです。

3。 安全・衛生に従事者は、現場はティールが望ましいが、現実はグリーンにならざるを得ない。

間違っても「上級国民」による「レッド」にしてはいけないことは、言うまでも無い。

最後に。今回のCOVID-19騒ぎによる、マスゴミ情報を元にした分析・考察です。20年後は、きっと違う形になっているでしょう、、、それを祈っています。

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アチョぼアチョぼ!!(付: COVID-19: 我慢)

20200401 はなちゃん先生:
無風凧さん、今日は特別出張サービス! トレーニングよりも、アチョぼアチョぼ!!

写真出典 特命希望様ご投稿
はなちゃん先生も、外出自粛をしているようで、、、お散歩が足りないのかもしれませんね。ちなみに。この写真は匿名希望様に飛びついている写真とのことです。

ところで。

外出自粛が続くと、気晴らしをしたくなってきます。精神衛生上も、適度な運動は必要なものです。

でも、ここで忘れて欲しく無いのは、「感染拡大のリスクは避けること」。「気晴らしで友人とお花見」「レストランで食事」なんてするのは、感染拡大のリスクをあげることになります。そこは「我慢」するところです。

昔、Presidentか何かの記事で読んだのですが、、、いわゆる「成功する人」は、「今の快楽」よりも「将来の利得」を重視するそうです。今、気晴らしすることも大切かもしれませんが、人類上げての「対コロナウイルス 戦争に勝つ」という利得を得ようとする、ということです。自分お気晴らしより、コロナ対策を優先させる、ということです。この戦争に勝ちたいと思いませんか? 先が見えない戦争です。でも、私たちの自覚と努力があれば、勝てない戦争ではありません。

ほんの少しづつ辛抱強く、我慢する。これが、長期戦を勝ち抜く秘訣です。

 

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