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コロナウイルス:目的と行動を理解する。

政府の発表や、参議院の質疑を見聞きして、皆様の議論が噛み合っていないな、と感じます。

感染拡大防止、重篤患者の救済、死者の低減など、色々な目標があります。その優先順位で無駄な時間をすごしているな、とさえ感じます。

以下は、感染拡大対策を例に述べます。

感染拡大を止めるために、と言う目的は共有していると思います。しかし、いきなり共有できていないのは、「コントロール出来ている感染拡大」と「コントロールできていない感染拡大」の区別、そして、施策です。

クラスター感染は、感染経路が特定できている場合、即ち、どういう場合に感染したかがはっきりしています。だから、施策として、「クラスター感染しないようにしましょう」「人の集まるところに行かないようにしましょう」と、行動を制限できます。この場合、特定多数も不特定多数も違いはありません。

でも。現実問題として、経路不明な感染も存在します。正確な数字ではありませんが、一定数は経路不明です。これは、コントロールできていない感染拡大です。この経路不明が有る限り、クラスター感染対策だけでは不十分だと言うことが分かります。

昨日も書いた、休校も、コントロール出来ている現象についての施策。これは、完全に守った上で、まだなお、感染拡大の可能性があります。(もっとも、実質的には守られていないので、効果は殆んと期待できません)。

北海道の緊急事態宣言での外出自粛は、コントロールできていない感染拡大への施策です。南京も同様で、経済を捨てて感染拡大阻止=命を選択しました。余談かもしれませんが、コントロールできていない感染拡大に対しては、封鎖策が最も強い施策です。採用した時点で、かなりの影響(経済的文化的損失)を覚悟する必要があります。

このように、体系だてて対策を立案、実行するのが、政府の仕事です。それも、迅速に。

え?無風凧ならどういう対策案を作るのか、、、ですか?興味のあるかたは、これまでのブログをお読みください。

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