COVID-19: 大切なもののランキング
人それぞれ、とは思うがのですが。
今回のコロナウイルス 騒ぎを見ていて、「大切なもののランキング」に随分と多様性があるな、と思います。恐らく、コロナウイルス に対する「恐怖感」の違いが如実に表れているのではないでしょうか?
端的に言えば、経済活動と、生命と、自分の楽さ、の順位づけが皆様バラバラなのです。他の国、、、例えばイギリスやイタリアなどは、当初はバラけていましたが、ある日を境に「生命」に一本化します。命あっての物種、という意識で統一されます。こうなると、施策対策は方向性がわかりやすくなります。
生命 > 経済 > 自分の楽さ
になっているのが、現在ロックダウンを敷いているヨーロッパの国々でしょう。
日本は、といいうと、、、「法律が整備されていない」だの「業界団体からの陳情」などと色々な言い訳があるとは思いますが、
経済 > 自分の楽さ > 生命
の順番になっていると思います。ここで、「自分の楽さ」というのは、主に、休校騒ぎの時に起きた事。休校にするなら、学童を充実、などという事がまかり通っていたのですが、これは、「子供の生命」「感染拡大防止」が重要であるという前提にたてば、自宅で待機するための施策を各人が行う事が求められます。インフルエンザの時の学級閉鎖と同じ。それが、学童をがないだの、子供のストレス云々だの、、、子供を育てるという命の営みを「ないがしろにしている」ように思います。
まして。拡散させないためには「分断」が最良の策である事は皆様異論がないところだと思いますが、「ホテルの需要喚起策」だとか高速道路を無料にするだとか、茂木さんに言わせれば「アクセルとブレーキを同時に踏むような」施策が平然と流れています。
無風凧が考えるランキングは、
生命 >>> 経済 > 自分の楽さ
です。そして自分の命(健康)を守ることは、そのまま「隣人の命を守ること」になっているのが、感染症です。一人一人の不断の努力の末にしか、勝ち取れないものだと思うのです。
このブログで書いているだけでは、きっとごまめの歯ぎしりより小さな声かもしれませんが、それでも書かずにはいられません。
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