COVID-19:濃厚接触(感染防止の3要素考)
写真出典 特命希望様ご投稿
はなちゃん先生のほっぺを押しているのは、特命希望様の指。はなちゃん先生と特命希望様は濃厚接触、しているようですね。
さて。今回は、感染の3要素について、考えて見ましょう。
1)換気が悪いところ。
2)近距離に人がいて会話がある。
3)大人数が集まっている。
この3要素を見たうえで、厚生労働省が発表した「空気感染の報告例はない(だから必要以上に怖がる必要はない)」という意見をよむと、大いなる矛盾を感じます。換気が悪い、という時点で、「空気感染の可能性」が疑われます。また、実際、エアロゾル化して3時間浮遊するというの実験結果が報告されています。現時点で、「空気感染した例が見つかっていない」ことと「空気感染しない」ことは意味が違います。
もし、3要素を強く推し進めるのであれば、空気感染の可能性は排除しきれていません、と言わなくては、論理的に矛盾します。
もう一つ。今でも「37.5度」を金科玉条のごとく信じている方が多いようです。先日のK1イベントに限らず、非接触型体温計で測定して安心している(万全の対策だ)と行っている方が多いようですが、「無症状の感染者」が報告されています。そして、「無症状の感染者からは絶対に他人に感染しない」というEvidenceはありません。逆に、「無症状での感染拡大の可能性」が取りざたされています。この状況下で、いまでの37.5度を測定しても、100%の安全は担保できません。仮に、37.5度以下の感染者が1%いるとすれば、6500人のK1イベントには、六十五人もの感染者がいたことになります、、、、恐ろしいと思いませんか?
フェイルセイフを考えた上で、万全な「生きるための施策」を打って行って欲しいと熱望します。
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