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出雲と大和

東京国立博物館で行われている特別展「出雲と大和」に行ってきました、、、ちょっと前の話です。

まだパンデミックの様相を呈する前でしたが、流石に人出は少なく、随分ゆったりと鑑賞することができました。。。いつもこれくらい空いていたら良いのですけどね。

さて、展覧会の感想。

展示しているものは悪くはないのですが、おおいに不満が残ります。

無風凧は、てっきり「日本書紀における国譲神話を説明するストーリー」に沿って、各々の展示品がどのような意味を持つのかがわかるような展示をしているのだと思っていました(そのように期待していました)。、、が。実際の展示は、出雲と大和が分断された形で展示されており、ストーリーが見えない。

このような印象になった原因の一つは、展示ルートの最初に「現在の出雲大社」の話を持ってきて、「神話時代を後」したために、神話時代のものが単なる「展示物」になってしまったことにあると思います。

また、仏教護国以降は、出雲と大和国譲り神話にはあまりウエイトはなくて良いと思うのですが仏教伝来よりも護国に重きがあったっため、時代が一気に飛んだ感じがしました。

などなど、、、それでも気がついたら4時間経っていたのだから、楽しんだことには変わりないのですけど。

そうそう、もう一つ。銅鐸は「楽器」と決定したんですかね? 英語で Bell と説明がついていたことにも、大いに疑問を持ちました。 

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