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コロナウイルス:本当の陰性者を如何に守るか。

昨日は、ダイヤモンドプリンセス号下船者から、陽性判定が出ました。また、昨日の報道によると、pcr検査を受けていない下船者が23名いたそうです。

きっと、国会やマスゴミでは、これらの批判に明け暮れるでしょうけど、これらの事象は、無風凧の言う「ナチュラルリスク」です。人はミスをする動物ですし(100%ミス無しの人はいない)、科学の力も100%ではありません。だからこそ、色々なシステムは、「フェイルセイフ(fail safe)」と言う視点で組み立てられます。

コロナウイルスの場合。水際対策に失敗して、今は市中感染の初期(若しくはもう拡大期に入りつつある)です。拡大すると、1000万人規模の感染者が予想されます。そういう事態にならないように、フェイルセイフな対策システムが求められます。(ダイヤモンドプリンセス号内の対策は、ベストエフォート、と言うシステムです。全員、一度もミスをしなければ上手く行く、と言うシステムです。神戸大学の岩田先生と厚労省の橋本副大臣の違いは、ここに有ります。)

マスク増産も同じ。たくさん作れば、平等に行き渡る、というのは性善説に基づいたベストエフォートな施策。どうすれば平等にいきわたるか、、、それを考えるのが政治家の仕事です。

今、もっとも大切なことは、フェイルセイフな考え方をすれば「確実な陰性者を危険に晒さない」ことです。政府の採るべき施策の要諦(骨格、理念)です。グレー(灰色、罹患可能性のある人)を隔離するだけでは、もう手遅れの時期です。具体的な施策は例えば、「自分が罹患していない」人が、外出しないための「具体的な方法の提示」。テレワークを義付けるとか、電車を止めるとか、そういう実行策です。(もちろん、この実行策はベストエフォートですね。)

個人で出来ることは、「既に自分は感染している」を前提に行動すること。ウイルスを拡散させないためにマスクをする(決して予防目的ではない)、外出を控える、行動履歴を付ける、体温を1日4度測定記録する、等々。症状が出るまでの潜伏期にも感染拡大の可能性を排除できていないのが今回のコロナウイルスであることを忘れないこと(疫学的にはあり得ないと思うのですが、経路不明の感染拡大を考えると、現時点では可能性の一つと考えざるを得ない)。

大袈裟な、と思われる方も多いかも知れませんが、1/24以降の無風凧のブログ読んでみてください。ほぼ確実に経過を先取りしているでしょ?これは、20年前の複雑系ブームの時の雑学(研究結果)が今でも通用する、と言うことです。

厚労省も政府も頑張っているとはおもいますが、その方向がずれている。早く是正してください。

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