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サイエンティストコントロール

政治、を時代で俯瞰してみましょう。

太古の昔。

ヒトが、集落を作って生活を始めた頃は、腕力支配。勿論、狩猟の上手さを含んでいる。

そのつぎは、呪術。卑弥呼の時代だと言えば分かり易いでしょう。

血筋ベースの王政の権力時代だと続き、軍司・武力支配の時代を経て、シビリアンコントロール。今の地球上は、幾つかの例外を除けばシビリアンコントロールです。シビリアンコントロールのなかに、社会主義や民主主義があります。また、どの時代においても、ローカルには前の時代の支配は残っていて、例えば、腕力支配(暴力支配)は、今でも残っています。

これらの中で。権力の「源」は何かと言えば、腕力から多数決力の一軸構造です。多数決の拠り所にするものが、宗教か血筋か財力か、、、の違いは有りますが、多数決力です。

不思議なことに。「科学的正しさ」が、最終決断になる政治形態は、過去に存在しません。判りやすい例で言えば、今回のウイルス騒ぎ。施策の考案から最終決定まで、科学的正しさ、は参考程度。

言い換えれば、科学的正しさより、多数決の結果が優先されている訳です。以前にも書いたのですが、ウイルスは政治家への忖度もしなければ遠慮もしません。同じ環境下であれば、罹患の確率は皆一緒です。

その意味では、科学的正しさは、政治の根幹に存在していて、その結果は、絶対です。政治的決定は、科学に根差さなくてはなりません。

ウイルス騒ぎを例にすれば。

初期に陰性であったことで安全を宣言することは、科学的にはできないこと。潜伏期間の後に検査しなくては意味がない。加えれば、ダイヤモンドプリンセス プリンセス号の中で、最後の罹患者が報告され移送した日から潜伏期間のカウントを始めなくては意味がない。新しく報告される度にリセット。それが科学の教えるところです。(もっとも、100%確実に各自が隔離されていれば前提条件が変わりますが、無風凧が得た範囲でのマスゴミ情報では、十分な隔離はなされていない)

そのようなことを考えると、清治は「サイエンティストコントロール」でなくてはならないと思うのです。皆様、如何ですか?

賛同される方は、是非、無風凧のブログを拡散してください。日本を救うために。


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