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正しい行為、とは何か。カルロス・ゴーン氏出国に考える。

年末年始、超ド級の記事が飛び込んできましたね。元日産のカルロス・ゴーン氏が出国しました。

カルロス・ゴーン氏の「特別背任などの罪状」に関しては、今日の記事とは関係ありません。出国することができた日本のセキュリティーの甘さも横に置いておきましょう。「正しい」とは何かを考えるきっかけにしたいと思います。

マスゴミ報道は、どこまで正確か、「裏(Evidence)」が不明なので(もっと言えば、警察の発表や地検特捜の発表も、「事実全部を公平に発表しているとの信頼はできない」ので)、次のように事実を簡略化します。

1)地検から見れば、ゴーンは特別背任等に関して有罪の可能性が高い。
2)もちろん、ゴーンは無罪だと信じている。
3)裁判所は、有罪無罪の決定がなされていないので、出国を禁じた。

ここまでは、「事実」といって良いと思います。

ゴーンが有罪なら、逮捕・拘留は、法律的にも正しい。でも無罪なら、「不当な勾留」となります。これを「不当」としないというのが上述3)なわけです。言い換えれば、「疑わしきを罰して」も、お咎め無し、というのが3)の主張です。ゴーンの立場で考えれば、残り少ない人生の大半を軟禁状態(?)で過ごすことになるわけです。加えて、自分が無罪だった場合にはその間の「補償」は無いに等しいわけですから、たまったものではありません。

無罪だった場合、この勾留(=ある意味の罰)は正しい処理でしょうか?

その上で。

もう一つここで考えなくてはならないのは、理由はどうであれ、「出国した」事実が、新たな「犯罪」です。。。特別背任が無罪だった場合にも、出国したことに関しては刑事罰が待っている。

「正しいか否かわからない状態であるにもかかわらず、必ず罰せられる」仕組みが、成立しているわけです。これは「正しい」司法の在り方でしょうか?

後者の「司法のあり方」の例は、他にも見つけることができます。パナソニックと闘った「ハケンの壮絶な半生」(コチラ 参照)にあるように、意思決定者(この場合は、雇用主)の合法的な制裁(良い言葉が見つからない)がなされたのと同じく、正しいものが冷や飯を食う仕組みが法律の中に内在しているわけです。

正しい、とは何か。改めて考えさせられます。

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