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Story Editorを使いながら考える。

昨日の続き。

Story Editor via Wine on Mac OSは、非常に快適に動いていて、無風凧としてはとても嬉しい。そして、このソフトが「なぜ使いやすいのだろう?」と思いを巡らせました。

以前にも書いたのですが、無風凧としては、Officeは、Office XP〜2003時代が一番好きですし、今でも自宅オフィスで資料を作る際はついついOffice2010で作っています。365や2016も持ってはいるし、実装もしてますが、出番が少ない。そして、、、無風凧が使いやすいと思っているStory Editorは、多分2000年ちょうど頃のソフトウエアです。GUIとCUIの中間みたいな表向きで、とても年代をい感じます、、、でも、使いやすい。

無風凧が、テクノロジーの進歩について行けなくなったから、でしょうか?

それとも、単に「慣れ」の問題でしょうか?

いずれも、無風凧は、「否」と答えます。今回、Story Editorを使って気が付いたことは

「必要最低限の機能だけだから、返って、工夫次第で無限に可能性を持っている」

「ボタンやUIが少ないから、思考空間(文書を書くペイン)が広い」

ということ。最近のソフトは、いろいろな自動化がなされていることにより、「便利」なように見えてその実「思い通りには動かない」。。。結局、覚えなくてはならない「お作法」がどんどん増え、そしてソフトウエアの更新のたびに変化する。

アプリが賢くなって、自動でいろいろな用意をしてくれる分、人間が「操作に頭を使う」必要がなくなっただけでなく、「起承転結」をはじめとする文章構造・プレゼンテーションの流れすら、お仕着せになってしまい、創意工夫を入れるのが大変になっている。

などなど、、「頭を使う」人は昔のソフトウエアの方が「頭を使う時間」が長くなっているから、使いやすいと感じる。目から入る「自分の書いたコンテンツの内容情報が多い」から、推敲が楽に進むから使いやすい。。。。

これって、AIが進んで、Recommendationがより的確になると、人の「欲望」すらAIに牛耳られるのではないか、というSFと同じ構造です。無風凧はそれに対するアンチテーゼなんだと思います。

筆が止まらなくなりそうだから、今日はここまで。最後のアナログ世代のつぶやきでした。

 

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