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ダボス会議に物申す

忙しい時ほど、神経が研ぎ澄まされているからでしょうか?世の中の矛盾によく気がつきますし、是正しなくては、という気持ちが強くなります。今日は、ダボス会議に関する記事(コチラ 参照)を読んで、「ちょっとまったァ〜!(すでに死後)」です。いつかExpireされるかもしれませんが、上記記事は前提として以下は論じます。

記事では、大きく「株主資本主義からステークホルダー資本主義へ」という論調です。つまり、簡単にいえば、「お金を持っている=発言力がある」の時代がから「誰でも参加できる時代へ」というわけです。ここで、重要な前提は「Global」の視点。わかりやすい例で言えば、「地球は一つだから、全員が発言権があり、総意を持って地球を持続させていきましょう」という主張をしています。

ここで、無風凧は、歴史的事実に基づいて、主張をしたい。

「Stake Holderが多くなればなるほど、格差が広がる」。

過去において、これに反した歴史的事象はありません。一見平和的解決に見えても、時期を待たずして「格差」は広がります。格差が広まる、といういことは、結局「Stake Holdersは、限られたInfluencerに左右される」ことを意味しており、結果、多数決に見せかけた「少数独裁」が進むことになります。

解決策は、ただ一つ。国や町の単位を小さくすること(飛躍しているのですが、説明はここでは行わない)。大きな工業力をもたないつくならない、大きな情報力を持たない、、、、ということ以外に、格差を小さくして、持続可能な地球を作る手段はありません。国連や世界経済フォーラムが行うことが必要な唯一の「施策」は、「独立(小規模都市)」の重要性を解くことであり、そのために「武力や経済力」を使うべきではない。もしかしたら、小さな戦争が起きるかもしれないけど、長い目で見た人間社会の「総幸福量」は最大化し、格差は最小化します。

現在のアメリカと北朝鮮の核問題など、長期視点で見たら小さい、、、と俯瞰した見方ですが、地球が一つになろうとすると、必ず二つの相容れない組織対立が起こり、最終的には、、、、この結末はおそろしくて書けません。

チャタムハウスの方々、もし、意見があるなら、議論しましょう。ただし、肩書きではなく、論理でお互いが納得する、というルールで。

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