四半世紀
1月17日。忘れもしない、阪神淡路大震災の日です。被災された方のご冥福と、復旧・復興に尽力されている皆様のご健康とご多幸を改めてお祈りしています。
25年前。
今でも思い出すのは、震災から2、3日経って、被災者名簿に載っているか否かの問い合わせを何件も回答していたこと。今なら、ケータイキャリアが災害掲示板を運用したり、SNSでサービスがあったり、、、と当たり前のことですが、25年前は、「訃報に名前が乗っているか否かだけでも知りたい」、という問い合わせが沢山。新聞などから拾って(だから不完全なものですが)、それをデータにして、載っているかいないかをお知らせるだけのことでしたが、、、
今は、Bigdataの時代。瞬時に回答が出る時代になりました。ICTの進歩が、人の役に立つということを、今更ながらに実感しています。
神戸が第二の故郷である無風凧。その後も何度も神戸を訪れていますが、無風凧の思い出の場所の幾つかはもう存在しません。下宿の場所も整地されて、正確な場所が判らなくなってしまいました。
とは言え、去る者日々に疎し、ではないですが、無風凧の中でも、阪神淡路大震災の記憶は段々と風化していっているような気がします。
四半世紀。
長いようで、でもあっという間だったような気もします。記憶が風化していくこと自体に、一抹の寂しさを感じます。
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