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安倍さん、流石にヤバイでしょう。

「限定的かつ統一的に定義することは困難である」と閣議決定(コチラ参照)。

これは、安倍首相が「桜を見る会」に「反社会的勢力」の人を招待したという、野党からの追求に対して、閣議決定したものです。真意は「反社会的勢力を定義することが困難であるから、当該人物を反社会的勢力の人であるという言うことは出来ない」と言うことです。

物事・言葉を定義する際に、「程度」が問題になることは良くあります。例えば幼子(おさなご)。明確に何歳から何歳、と言うことは難しい。同様に太った人、なども同様です。

しかし。

例えば、メタボ健診の場合には、「BMIでいくつ以上を太った人と定義する」などと言う「定量性を導入する」ことで、言葉をより正確に定義して行きます。

内閣の作る「施行規則」なども、このように「言葉を定義して行く」ことで実行性が出てきます。このように、「定義して行く」ことが、ある意味では行政府の仕事、いや、三権のすべての仕事は、不明なものを矛盾なく定義して、その中に全ての事象を落とし込み、施行して行くことです。

ですから、「ジャパンライフの社長(上述の反社会的勢力の人)」が、「線引きの中か外か」を決めることが、安倍さんのしなくてはならない最も重要な仕事です。それを、、、保身のために放棄した、と言うのが上記の閣議決定です。

言い換えれば、首相としての仕事を放棄することを自ら決定(発言)したわけです。

他のいろいろな発言の中で、この閣議決定がいかに重たいものであるか、おわかり頂けると思います。

安倍さん、これは流石にヤバイでしょう、、、、

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