日本中のほとんどの皆様、冷静に考えて下さい。
共通テストの「記述式」が見送りになりました。
この見送りに対して、「受験生ファーストで考えろ」とか「振り回された」などと言う意見が多いようです。中止に賛成の意見ばかりで、反対意見は殆んど見られない。
でも、日本中のほとんどの皆様、テストの本来的な意味を考えて見てください。テストの対策ができたから合格した、というのは、言ってみれば「実力は無くても合格した」と言っているのと同義だと思いませんか?万端な準備、完璧な対策は、どんな形式の問題が出題されても、キチンと解答できる実力を養うこと。
そのように考えれば、方式が二転三転したことは、2倍勉強できてラッキーです。
それに。日本中の受験生が同じ条件です。決して、特定の誰かが有利になったり不利になっとりしたわけではありません。抜き打ちテスト、と同じ理屈です。
だから、受験生の皆様はテストの本来的な意味を冷静に考えて、勉学に励んでください。
高校の先生方は、どんな問題が出ても対応できる実力を学生に授けて下さい。
野党の皆様、もっと重要な議題は山積しています。政争に使うのは如何なものかと思います。
なお、真に公平な試験など原理的に行うことはできませんし、行う意味もありません。強いていうなら、共通テストは不要であるとは言えると思いますが、このような意見も少数派のようです。
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