大学教員は変わらねば。
昨日、とある忘年会での話題から。
ある大学の講師の話です。
一年生必修(約500人)の情報工学で、この科目は講義と演習で成り立っている。講義は全員を集めて大御所教授がおこない、演習は50人くらいづつに別れて講師や助教が行う。無風凧の友人は演習担当だそうです。
ここからが驚きの話ですが、、、使っているテキストは30年近く前に出版されたもの。無風凧も学生の頃に読んだ記憶があるものです。当然ですが、内容は古い。歴史の勉強ならいざ知らず、現在、既に忘れ去られたデバイスやメディアの説明が延々と続くのでそうです。
友人は自嘲気味に、「Fラン大学はこんなもの」とのことですが、明らかに不満を語っています。
もちろん、大御所教授も変わらなくてはならないと思いますが、友人の講師も変わらねばならない、と強く思います。
大学の制度自体の是非もさることながら、大学教員は、常に変わらねばなりません。これは、自戒も込めて、です。
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