スペイン土産のコースターを見て考える。
スペイン土産で、コースターを二つ戴きました。
薄い木製のコースターで、六角形。
この二つのコースター。大きさが微妙に違う。良く見ると、六角形も正六角形ではない。手作り感が漂っています。
このコースターを見ながら考えました。
日本なら、、、きっと、ぴったり同じ大きさで、正確に正六角形のコースターをお土産品店にならべるでしょう。と言うのも、コストを下げるために人件費を削り、その分工業製品化する。だから、大きさも形も全く同じものが出来上がる。
スペインだと、、、よく分かりませんが、子供が家計を助けるために手作りしていたり、、、だから不揃い。
たかがお土産、と言うと失礼かも知れませんが、わざわざ資本を投下して効率化するようなものでは無いのではないでしょうか。手作りの人たちに仕事を残す。ある意味で、とてもエコな生産方式です。
現代の資本主義社会では受け入れられ難い考え方であることは理解していますが、このようなローテクな産業を大切にすることも、社会全体では必要だ、と無風凧は思っています。
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