大嘗祭
昨日、令和に変わっての大嘗祭が行われました。厳かな雰囲気での儀式は、テレビで見ていた私たちにも伝わりましたから、臨場していた各国からの国賓の方々の記憶にも強く残ったことでしょう。
世界に196カ国ありますが、そのうち約180カ国から来賓があったそうです。この参加国数は、誇るべき多さ、だと思います。
さて。その来賓の方々の目に、大嘗祭がどのように映ったかが、とても気になります。というのも、英語で言えば天皇はEmperor、内閣総理大臣はPrime Ministerです。大嘗祭を見る限り、ヒエラルキでは天皇が上、のように映ったのではないかと思います。象徴天皇、という概念が、果たしてキリスト教やイスラム教、そして、儒教の国家に正確に伝わるかどうか、そして、そのような国家宗教を持っていない国々にとっては、さらにいうまでもなく、見た目の印象でのヒエラルキを感じると思うのです。つまり、天皇を「首長」と捉える国が出てくるかもしれないし、日本の国民の中にも、そのように捉える方々が増えてくるかもしれない、、、
だからと言って、明日からの情勢が急変する訳ではないのですけどね。
思索の続きは、機会があれば。
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