先日、スマホ詰パラに採用していただいた「不甲斐ない、、、(ToT)」は、本当に不甲斐ない出来の詰め将棋で、恐縮して居ます(コチラ 参照)。
そのコメント欄に「趣向にこだわる作者らしい作品」と言う暖かいお言葉を頂き、感謝です。また、このブログをお読みくださり「ぜひ挑戦を!双玉+歩の駒柱」と言う激励も頂きました。ありがとうございます。また、Twitterでは、「詰パラ本誌に投稿してみては?」とのお勧めも頂きました。ありがとうございます。
今年の目標「100手を越える詰将棋」は、クリアして、、、最近は、創作前の課題(=趣向?)も、以前とは随分と違ったものになってきたのではないかな、と思って居ます。最近、考えているものは、、、
1) 双玉+七色の駒柱詰将棋(上述です)
2) 攻め方の玉が8列動く詰将棋
これはちょっと説明。 攻め方玉が動く場合は、必ず「空き王手」です。飛車と香の「飛香襖」は、7列動かすことしかできません。また、角二枚を使った玉鋸は、玉鋸だけだと原理的に6列しか、攻め方玉を動かせません。なので、飛香襖の空き王手と角の空き王手を組み合わせなければ8列にはならないのです。そのハイブリッド空き王手に、挑戦するのが、「攻め方玉が8列動く詰将棋」です。
3) 二手目の玉方の応手によって、2手違いの2種類の詰将棋になっている詰将棋。
これも、ちょっと説明。二手目の玉方がA、B二つもしくは二つ以上の選択肢がある詰将棋で、Aを選ぶと作意手順でN手詰。Bを選ぶと変化手順でN-2手詰、と言う詰将棋です。変化別詰(変化手順中の紛れ)が無いように作るのは、挑戦してみてわかったのですが意外と難しいです。意外と、というより、「無茶苦茶」難しい。
この趣向(構想)は、相馬様の「デフォルト」を拝見した時に「ああ、格好いい」と思い、作ってみたくなりました。
4) 初期配置図が横一列のみの「持ち駒無し」詰将棋。
以前、拘っていた「壁詰将棋」「角桂の無い無仕掛け」「非対称による非限定着手回数」そして「200手」は、最近はあまり考えていません、、、飽きっぽいのだと思います(爆)。
どの課題もとても実現が難しいのですが、色々考えているうちに、先日の「不甲斐ない、、、」のように、小品が生まれてきます。
そうそう。1)〜4) のどれかひとつ、ですが先日スマホ詰パラに投稿して、採用待ちになりました。約2カ月、かかった作品です。。。
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