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ランキング人仮説で考える文大統領

日本と韓国の関係が悪化しています。日本にいると、日本にとって都合の良い情報が沢山入ってくるので(当たり前!)、無風凧が正確に世界情勢を把握しているのか、些か不安な点はありますが、ランキング人仮説で考える範囲において、韓国の文大統領の言動は、とてもよく理解できます。

ただし、一点だけ、文大統領が「北朝鮮ー韓国連合」を「信念」に近い形で信じていて、今回、それが崩れた、という仮説を真としたした場合に於いて、ですが。

文大統領も、韓国が日本を凌駕しているとは思っていない。それどころか、ある意味で「日本に追いつけ追い越せ」が本音だったのでしょう。つまり、ランキング上位の日本を、いかに越すか。

その一つの手段(戦略)として、北朝鮮との「朝鮮半島統一」です。企業がM&Aするのと同様に、朝鮮半島を統一することにより、日本の上をいけるであろう、という仮説の元に、彼は行動した。

その際。

ベトナムの米朝会談の際に、「米朝が対等である」もしくは「自分が仲介役を果たした」ことに自身があったために、米国が韓国側に着くという仮説を置いたのです。

これらの仮説を全て真として、アジア第一の国になる、もしくは、日本を超えることができる、と考えて国策を決めたとするなら、文大統領の行動は全て理解できます。そして、、、昨今の「変節」ぶりも。つまり、仮説の間違いに気がついたわけです。

トランプ大統領の視点で見れば、最初から北朝鮮を相手にしていなかったわけですから(これもランキング人仮説)、結果は私たちには想定の範囲内。という位ことで、ランキング人仮説の事例が一つ、増えました。

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