キレる老人
最近、「キレる老人」という言葉を時々聞きます。「社会正義を振り回し、協調性のない老人」を指す言葉だそうです。
そして、世論的には「協調性がない困ったちゃん」「社会的には問題児」という扱いのようです。
ネット上で見かけた事例では、「店先の飛び出し問題」等があげられます。八百屋の看板だか商品だかが歩道に10cm飛び出しているのを問題視して、何度もクレームをつけた、というようなものです。
10cmくらい、良いではないか、と思われるあなた。11cmだったら、どうですか?12cmだったら?50cmだったらどうですか?
世の中のルールは、公共の利益のために定められたもの。上記の例だと、救急対応のためかもしれませんし、過去に何かの事故があったために定められたのかもしれない。昔の事情を知っている老人が、今しか知らない人々に伝えることは、ある意味では責務です。それを、問題児扱いするのは、、、無風凧には理解できません。
ルールを守ってこその人間社会です。ルールを守らない方が声が大きくなっている現代に、無風凧は警鐘を鳴らします。
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