Baryton
無風凧は、Baritone です、、、と書くと、歌う時の声の高さを指していると思う方が多いと思いますが、ここでの Baritoneは、金管楽器の Baritone(バリトン)です(金管楽器の Baritone、Euphoniumの薀蓄を語りだすと長くなるので、今日はここまでにします)。そうそう、歌う時の声の高さは、高めのバリトンで、ファルセットもOKです!!
さて。今日の本題は弦楽器のBaryton。エルテルハージ・トリオのBarytonの演奏会に行ってきました。
バリトンな無風凧は、Barytonという弦楽器は知識として知ってはいましたが、見るも聴くも初めてで、興味津々で、、、共鳴絃付のチェロ、といった趣でしょうか、珍しい音を楽しませていただきました。ハイドンの作品が多かったのですが、曲の完成度は今一つ、、、な印象。ハイドンが作曲する際に、演奏家のエステルハージ公を想定してアテガキしたからかな、と思いました。
Barytonのブレッセルのスピーチの中で、「日本は高温多湿で本来のガット弦では切れやすい。だから、お箏で使われる生糸を張っている」と言ったのがとても印象的でした。
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