闇営業と「公私の区別」
お笑い芸人「カラテカ・入江慎也」氏の仲介した、「闇営業」問題が、なかなか収束しませんね。(コチラ など参照)
ここでは、「闇営業問題」を「反社会的勢力との契約問題」と「所属事務所(ヨシモト)を通さずに契約した問題の」の二つ分けて、後者について考えていきます。というのも、升添元都知事以降、公私の線引きについていろいろ考えてきているから、です。
ケース:
無風凧は、かつて、ある企業に勤めていた時に、専門書を翻訳して出版したことがあります。当時の業務とは全く関係なく、しかも、業務時間外ですべての作業を行いました。そして、翻訳者の略歴のところに、その企業の名前が載りました。。。。その企業の人事を交えて始末書問題に発展しました。
まず。
皆様は、上述のケースで、出版は「公」だったと思いますか?それとも「私」だったと思いますか?
無風凧は、完全に「私」で動いているつもりでした、、、が、企業にとっては「企業の名前が載る」時点で「公=企業の決済が必要」だということでした。
次に。
上述のケースと闇営業問題と、何処が違うでしょう?無風凧にはあまり明確な違いが判りません。
無風凧は。
「公私の区別」と言ったときに、「組織側」の主張が強くなる(組織側が「公だと言えば公になること」「私だと言えば私になること」)が多いということです。あまり良い例ではないかもしれませんが、安倍首相の奥様の発言も、組織(自民党)が「私」と言ってしまえば、私になってしまう。。。
公私の線引きは難しい問題です。ただ、個人としての私たちは、「組織の主張が強くなる」ことを理解したうえで、行動する必要があると言えます。
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