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雇用者責任と冗長とAIと利益とリスクヘッジの費目。

今日は、少し重たい話。

AIが「人間の仕事を奪う」という風聞は数年前からありますが、この例は、まさに「機械が人にとって代わる」例なのかもしれません。

ケースとして コチラ の記事をご覧ください。概要は、、、

1) 駅員が逮捕された。

2) その駅員が解錠する予定だった早朝の駅が、逮捕により解錠されず、通常改札を受けることなく電車に乗った。(乗れなかった人はいなかったとの報道)。 → ケーススタディとしては、解錠されなかったことにより改札を受けられず、電車に乗り遅れた人がいた場合の雇用者責任も扱います。

この事件の課題は。

A. 駅員が一人だった。(経営の効率化)

に尽きると思います。もし駅員が遅刻したら、無賃乗車する人が出てくるかもしれない、という場合が考えられます。しかし、経営者としては、

B. 無改札乗車での損害はやむなし(人件費よりは安い)

というつもりだったでしょう。しかし、まじめな人は改札を通れないと「乗れない」と考えて、会社に遅刻した、なんて人もいるかもしれません。その場合は、、、損害賠償を支払うつもりだったのでしょうか?それとも、「会社も被害者だ」と逃げるつもりだった?いずれにしても、経営の効率化の旗印の下、リスクヘッジの費目が変わっています。そして、「人件費」なら固定費ですが、このケースの場合は、「特損」に充てようとしてくるでしょう。

これらを解決する手法、として、駅の改札は、通常業務に関してはAI化する、、、、ということが考えられます。この方法だったら、人件費は不要になります。。。即ち、究極の「効率化」が可能になります。しかし! この場合は、例えばシステムの不具合や停電、ということが考えられます。このような「不具合」は、もし現実化したら、上記とは異なった費目で支払われることになります。

今後、AIによって色々な「経営効率化」がなされて利益が上がっていく事になるでしょう。そして実現確率は減っていきますが、零にはならない。そして、手法が替わるたびに、リスクヘッジの費目や現実化した場合の損害額は大きくなっていく。。。。

そして。経営者の責任は、いつまでも残っているのですが、「責任のオブジェクト化」がなされて、責任者が「被害者面」することになっていきます。、、、AI化って、そういう物なんでしょうね。

 

 

 

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