走り出したら止まらない(免許制度の課題)
チーター君:
猪突猛進、は猪君の専売特許じゃないぞ!僕だって走り出したら止まらないんだから\\(^.^)//
走り出したら止まらない、、、というと、最近は池袋の暴走事件(コチラ など参照)。被害に遭われた母子のご冥福をお祈りします。
この事件は、色々な事を教えてくれます。報道で知る範囲なので「何が真実か?」は判りませんが、「社会として解決しなくてはならない課題」の指摘は可能です。
1) まず、加齢や病気による運転不適格になる場合の「判定」方法。
今回は自動車免許は、高齢者に対して、認知症テストなどで適性判断をしますが、それだけでは不十分だと言えます。それはなぜか。
逆の例を考えてみましょう。乳歯が永久歯に替わるのは人によって異なります。髪が抜ける人もいれば早くから白髪になってしまう人もいます。それも人それぞれ。同様に、運動能力の低下も人に依ります。であるにも関わらず、「年齢」で「検査を受ける人」を線引きする、、、これは、判定対象が不適切であると言って過言ではないでしょう。
→ これは、運転免許に限りません。教員免許、調理師免許、、、すべての免許に同様の「適正判定」は必要だと無風凧は主張します。詳細は改めて。
2)確実に「運転を止めさせる」方法の欠如。
世の中に「無免許運転」という言葉がありますが、自動車免許が無くても運転は出来ます。特に不適格判定で返上した方は「自分は運転できるのに!」と思っている人が多いでしょうし、事故にならなければ現在は「ばれない」わけですから、、、運転免許自身が「有名無実」であったりします。これを「どげんかせにゃあかん!(そのまんま東風)」
3) パニックは病気の一種。
これは、無風凧が Natural Risk と呼んでいるものの一つです(Natural Riskに関しては、コチラ 参照)。これを、犯罪と判断するか病気と判断するかは無風凧はココでは問いません。もし、ナルコレプシーだったら?心臓発作だったら?運転者がパニックになっていたとするなら、明らかに「一種の病気」です、、、これに対応する方法はありません。
他にも指摘点がありますが、今日は3つまで。
| 固定リンク
コメント