d3999 塚田さん、「渡世の義理」発言の方が罪は重いよ!
塚田国交副大臣が、福岡県知事選の自民党集会で「安倍総理と麻生副総理を忖度した」と発言して、またまたマスゴミやネットが炎上していますが、、、(コチラ など参照)。
「忖度」発言が注目を浴びる中、政治家として忖度よりも「罪が重い」発言をしていることは、あまり取り上げられていないように感じます。
塚田副大臣Said:
” 渡世の義理には勝てません。麻生派は渡世の義理だけで動いています。<中略>自分の票を削って北九州に参った。”
間接民主政治は、被選挙民が選挙民の意見代表であること、が大原則です。言い換えれば、「選挙民の利益代表であること」。これが崩れれば、間接民主政治は成立しません。であるにも関わらず、「渡世の義理だけで動いています」、、、選挙民(塚田さんは、参議院新潟選挙区)よりも、麻生さんとの義理が行動原理だとすれば、それは、忖度云々以前に、被選挙民たる資格が無いことになります。言い換えれば、自分から国会議員には適していません、と宣言したようなものです。
さらに言えば。
「自分の票を削って」 は、どういう意図で発言したのでしょうか。穿った見方をすれば、「新潟県民のことを少し手を抜いても、当選する」と宣言しているように見えます。選挙民のことを、日々考えている、、、それが地方選出の国会議員の「あるべき姿」だと思いますが、如何でしょうか?
このように、「渡世の義理発言」は、「忖度」よりも、もっと根源的に国会議員としての資質を問われる発言だと言えます。「忖度発言」だけなら、役職を降りればよいですが、渡世の義理発言は、国会議員の辞任に匹敵します。
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