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プライバシー

書かなきゃなあ、、、と思っているうちに、事件になってしまいましたね、アレクサ。スマートスピーカーなどの最近の「音声認識型サービスの個人情報保護」は、惨憺たる状況だと思っています(コチラ 参照)。

上記の記事では、Amazonの提供する Alexaサービスにおける音声情報が、
1) 開発者間で共有されていた
2) 簡単な照合で個人特定される
というものです。これでは、プライバシーも何もあったもんじゃありませんね。

今回は、Amazonがやり玉に挙がっていますが、GoogleやAppleも大同小異であろう、と思っています。

これに並行して、「ツタヤで借りたビデオの情報が警察にもろバレ」という記事が流れています(コチラ 参照)。警察・検察の分掌として適法で有るか否か、は法律の専門家に委ねたいと思いますが、ここでも「プライバシーは守られていない」ことを、私たちは認識しなくてはなりません。極端な例かもしれませんが、「ホラー映画を好んでみる人は、猟奇殺人の可能性あり」として、警察から要注意人物として監視下に置かれる可能性がある、ということです。

その上で。

例えば、警察官が業務上の必要があって知りえた情報であっても、もしくは、音声認識アプリの開発者がたまたま業務上で知りえた情報であっても、その記憶は「業務外の時間にもその人の頭の中には存在している」ということです。まじめな人であればあるほど、プライベートタイムでも業務の事を考えているであろうことを考えると、個人情報はダダ漏れ、ということです。

さてさて。個人情報を守るにはどうすべきか。賢明な皆様にはもうお分かりですね。

 

 

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