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d3981 △85桂(NHK杯決勝)

今日は、久しぶりに将棋NHK杯を見ました。平成最後のNHK杯、羽生善治九段vs郷田真隆九段。結果は、羽生九段の勝ちで11回目のNHK杯選手権者になりました。おめでとうございます。

この将棋は、、、素人には難しかった。感想戦での郷田さんにう言わせれば「▲35桂が見えてなかった(ミスった)」、という内容だったと思います。そして、郷田さんは「▲43歩の局面では自分が優勢だと思っていた」。

実際どうだったのか、、、無風凧の持っている少し古いボナンザさんに訊いてみると。

問題の▲43歩の直前の局面は、確かに郷田さんが優勢(プロなら半手差)。だから、郷田さんの形成判断は間違えていない。でも。▲43歩の局面で、互角に転じている。解説の佐藤会長も言ってましたとおり、「▲43歩は研究の一手」でそれがさく裂したことになります。

郷田さんは、その後もずっと優勢だと感じていたようですが、佐藤会長の指摘&感想戦での議論のように、△47歩のあとは、まず、△43銀と歩を払って互角、というのがポナンザ先生のご宣託でした。一昔前のボナンザがトップ棋士ほどの実力があるはずもありませんが、最善手は一緒でした。

無風凧は、、、その後、郷田九段の△85桂打に凄く違和感を感じました。後手の飛車先を止める一手で、この時点で「諦めた」のかと思っていたのですが、、、感想戦の感じでは、まだ優勢だと思っていたようです。郷田さんほどの棋士でも、▲35桂を見落とすと、こういうことになるんですね。

ともあれ、羽生九段は、連続優勝記録が、首の皮一枚で繋がりました。おめでとうございます。来年はタイトル通算百期。そして、叡王を目指して下さい。

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