d3976 長編に向けての習作2
最近、スマホ詰パラは、新人さんも増えて活況です。パチパチ\\(^o^)// 平均すれば、毎日一人、新人が登場していることになります。その分、無風凧の出番は少し減り、、、前回(2/24)、採用が入れ替えになってことも有り(コチラ 参照)、随分ご無沙汰してます。
ということで、今日は、ブログで作品公開。タイトルは、「長編に向けての習作2」。
これは長編に向けての勉強の為の習作。作ったのは、習作1(コチラ) よりもこの作品の方が古いです。50手を越えることが課題で、「銀の周りの龍追い」の手法を選びましたが、周回ではなくて「同じ経路を戻す」ことをテーマに作ったものです。
右上から左下に行って、同じ経路を戻って詰む、という設計です。左下で、どのように「反射(往復)させるか」が課題でした。
詰将棋の作品、としてみると、
1) 20~27手の空中回転
2) 35歩(逆王手回避)
が、少しだけ面白いかなあ、、、と思っています。とはいえ、基本は龍追いの一本道です。
左下の桂銀が不格好なので、投稿を躊躇していました。
作るのは大変だったのですが、脊尾詰チェックでは瞬殺で、とっても悔しい思いをしたことを思い出します。
■ コメント(作意は後述)
A) 20手目:ここで△67玉は、▲66龍で29手目に合流する早詰。
B) 33手目:手なりで▲88龍は、一周するだけの「無駄な迂回」。スマホ詰パラだと「泣きたくなる」瞬間だと思います。
C) 34手目: ここで△76玉は、▲77龍でも▲77銀でも変同駒余りです。▲66龍は△85玉▲86龍で作意に戻ります。
D) 47手目:▲44龍は、△25玉▲24龍△16玉▲27龍△15玉で、歩詰めもしくは24銀での逆王手になります。
■ 作意
▲12歩 △同玉 ▲21歩成 △23玉 ▲22飛成 △34玉
▲24龍 △43玉 ▲44龍 △52玉 ▲42龍 △63玉
▲62龍 △74玉 ▲64龍 △85玉 ▲84龍 △76玉
▲86龍 (A)△65玉 ▲66龍 △74玉 ▲64龍 △85玉
▲84龍 △76玉 ▲86龍 △67玉 ▲66龍 △78玉
▲68龍 △87玉 (B)▲88銀 (C)△96玉 ▲66龍 △85玉
▲86龍 △74玉 ▲84龍 △63玉 ▲64龍 △52玉
▲62龍 △43玉 ▲42龍 △34玉 (D)▲35歩 △25玉
▲22龍 △15玉 ▲24龍 △16玉 ▲27龍 △15玉
▲24銀(33) まで55手詰
20180818作
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