d3965 米朝トップ会談不調(ランキングについて考える)
ハノイで行われていた米朝トップ会談が不調に終わりました。
色々な報道がされていて、「言った言わない」問題になりそうで、何が真実やら、、、判らなくなっています。
「今回の不調」、、、不調になる事が目的だったとすれば、見え方が変わってきませんか?もっと言えば、ランキング理論で、今回の結果を考えてみるのです。
トランプ大統領: 現在Lanking1で、それを維持したい。→ 2位以下との距離を空けたい。
金委員長: 今は世界?位だが、いずれ世界一位を取りたい。→ 今はアメリカを利用してまずは2位まで上がりたい。
この前提に立てば、二位に上がろうとしている北朝鮮側の方が、より強いカードを用意しなくては、同じテーブルにつくことはできません。それが出来なかった場合の「ダメージ」も、圧倒的に北朝鮮の方が分が悪い。。。そして、翌朝の北朝鮮からの報道「我々の主張は、制裁総ての解除では無かった」という点から、北朝鮮側が、アメリカを上位に見ていることが改めて確認できました。
もう一つ。
時間伸びるだけで「より窮地に追い込まれる」のは、北朝鮮。これが判っているからこそ、早目に二回目の階段を行い、不調に終わらせる、、、という戦術を取ったとすれば、トランプの読み勝ち、ということになります。
今回の会談不調は、お互いにダメージがあったのだと思います。。。が。北朝鮮の方がより大きなダメージがあったと言えるようです。
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