d3936 音楽業界の嫌な話
最近聞いた、音楽業界の「嫌な」話。音楽家が全員聖人君子とは言いませんが、さすがに「呆れた、、、」という感じです。
1. 或る家元
これは、ある邦楽器の家元の話。先代が無くなって3年経ち、長男として家元を名乗るようになりました。でも。実はこの家元、「演奏家」ではありません。それどころか、先代家元に「稽古」をつけてもらったことすらない。
それでも、血筋だけで家元を名乗るようになり、各方面で「家元」風の発言をし、免状を発行して、、、、
家元って、芸を引き継ぎ、芸としての正当性を継承することが第一義(Wikiより)だと思うのですが、この家元は、「家元」という名前を使って金儲けだけ。
これでは、先代も泣いている事でしょうね。
(加えると、「家元」という肩書に日本人は弱いのだなあ、、、と思いました。)
2. 或る指揮者
2018年の芸術祭に参加した団体で棒を振っていた指揮者。芸術祭で賞を獲れなかった悔しさからか、
「私の振った団体が賞を獲れないということは、日本の文化レベルが低いことを証明したようなものだ。だから、日本は文化後進国なんだ」
と、言い放ったのだとか。
無風凧は、たまたまその演奏会を聞いていましたが、、、演奏会として満足度が低かったので、結果はさもありなん、でした。
それにもまして、かなり傲慢な指揮者だなあ、、、こんな指揮者だから賞が獲れないんだろうな、と思いました。
3. 或る演奏家
友人が愚痴ていました。演奏会場の都合で、演奏時間を45分でお願いしていたのだそうです。勿論、主催側としては、演奏時間が5分程度伸びることなどは考慮したうえで繰り返しの場所などを相談して、プログラムを決定したのだそうですけど、、、
ステージでは、それらの約束を完全無視。繰り返しは全部演奏。挙句の果てには、勝手にアンコール。時間は20分以上伸びてしまったそうです。勿論、会場側のリミットはオーバー。それで、主催者側には、お詫びの一言もなかったそうです。挙句の果てには、「ギャラが少ない」と宣ったのだそうで。
これって、演奏家としての最低限の「マナー」を守れていないと思うのです。かつての大御所かなにかは知りませんが、そういう演奏家の演奏会には行きたくないな、と思いました。
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