d3900 日本の国連分担金(ランキングについて考える)
国連総会は、2019年から3年間の国連分担金比率を発表しました。それによると、日本の分担金は中国に抜かれて3位になるそうです(コチラ 参照)。
この発表に、別所国連大使は次のように発言しました(上述の記事から引用)。
「日本は重要な貢献国として引き続き活動していく。積極的にさまざまなアイデアを出し、いろいろな分野で指導的役割を果たしていくことで、発言力や影響力は保てるのではないかと思っている。」
この記事は、ランキング研究の無風凧にとってはとても良い材料です。
3位から2位に落ちることについて、「自分(と日本国民)」を納得させるための言い訳を、ランキングを避けたの言葉で述べています。
「重要な貢献国」「指導的役割」「発言力や影響力を保つ」、、、いずれも、ランキング2位をキープしていることを、言い換えている言葉の様です。分担金が3位でもそのほかは2位をキープしている、ことを主張しています。
ランキング人仮説の中には、「ランキングをキープする(落ちるのを嫌う)」という特性があります。この証左として最高の事例です。
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