d3862 電子マネーと停電
最近は、コンビニでもカフェでも電車賃も電子マネーが使えるようになってきました。クレジットカードやネット通販などを使う事を考えれば、「現金」を使う機会は、殆どなくなってきています。
では、ここで思考実験してみましょう。
あなたは、スタイリッシュなビジネスマンです。出張するのも身軽が信条。だから、財布の中はプラスチック・マネー(つまり、クレジットカードや電子マネー)ばかりです。小銭がジャラジャラ、なんて許せない!
そんなあなたの出張先で、急に停電になったとします。街が総て停電。停電だから、インターネットを始めとしたネットワークも当然使えません。そう、(例は悪いかもしれませんが)東北震災や関西大震災を想定してみましょう。
コンビニでおにぎりを飼おうと思っても、、、電子マネーは使えない。タクシー乗るのもできない。それどころか、街に一台の「公衆電話」も、小銭が無いから使えない、、、
そんなときに、あなたはどうしますか?
、、、、
、、、、
上記は、日常生活の例で話をしましたが、例えば銀行業務を考えてみましょう。データが総てパソコンの中にあるのが一般的な今日では、パソコンに電源が入らないと「仕事が全くできません!」
仮想通貨でビジネスをしている方は、、、、停電になっている間は「一文無し」といっても過言ではありません。
このような、リスクへの対応ができる前に、今の日本は「電子マネー化」を推進しています。いや、日本だけではなく、世界中が、というべきでしょうか。砂上の楼閣、という言葉がありますが、電子マネーは、まさに幻、だということを肝に銘じて、リスク対策を施していく必要があります。
# 無風凧は、勿論クレジットカードや電子マネーも使いますし、ネット通販も使いますが、必要最低限の現金は常に持ち歩いています。
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