[3760日目]多い?少ない?
山形県の公立高校入試の採点で、4年間で1202件の採点ミスが合ったそうです(コチラ参照)。
ミスは内方が好いには決まっていますが、人のみならず行うことですから、ミス無し、にすることは、原理的に不可能です。
4年間で1202件と訊くと、とても多いように聞こえますが、仮に、受験生を毎年一万人、問題数を一人頭100問とすると、400万問題で1200件のミス。発生確率は0.03パーセント。これって、どうなんでしょうか?多い?少ない?
加えて、校長の監督責任と言っても、結局「減給」以外の何もできない。生徒たちへの補償はどうなるのでしょう?(山形の事件では、合否には無関係だったとのことですげ)。
他の県のことも知りたくなりますし、大学入試なども、本当に第三者機関が調べたら、案外この程度は行くのではないか、、、と思うのです。この採点ミスは、いわば「ナチュラルリスク」。だから、ナナチュュラルリスクを認める社会、そして、それを補償する社会。それが今、求められていると、無風凧は主張します。
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