D3783 作風(好きな音楽2018年8月)
皆様も、好きな作曲家・嫌いな作曲家、と言うのがあるとおもいます。さしづめ、無風凧の場合は、シベリウス、ベートーヴェンは好き。ショパン、ラフマニノフは嫌い、となります。
では、なぜ「作品(曲)」ではなくては、作曲家の好き嫌いが出るのでしょうか。そんなことを考えている今日この頃です。
というのも。 先日、30年ほど前に音コンで入賞(順位は失念)した作曲家の新作(発表前)のスコアを見るチャンスに恵まれました。その方の三十年前は、作品というよりは、習作の域を出ていない代物。それ以来、いくつか聴きましたがいずれも良くない印象を引きずっていました。
新作スコアを見て3秒で、30年前の音コンを思い出し、「あ、やっぱり○○さんの作品だなあ」と思いました。
30年たった作品も、印象は変わらない。。。唯一の違いは、「習作」ではなく「駄作」と呼ぶのが相応しくなった、と言う程度。 言い換えれば、作風は変わっていない。 三つ子の魂100迄、とよく言いますが、作曲家の作風も、変化しないものだなあ、と妙に得心しました。
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