[3755日目] 間違えるな! 熱中症対策
今年の暑さは、確かに異常ですね。皆さま、最大限のご注意をお願いします。
とはいえ。 すぐに「エアコン効いた部屋に入れ!」とか「外出を控えろ!」「部活は止めろ!!」などと言うのは、間違えた熱中症対策である、と無風凧は主張します。
確かに、数十人単位で死者が出ていますし、救急車の出場回数もうなぎ上りとのこと。でも、それは、「間違えた熱中症対策の結果」が大半だと、無風凧は主張します。
間違えた熱中症対策例、、、。
その1: エアコンの効いた部屋に入りましょう。
勿論、100%否定するものではありません。でも、エアコンに慣れてしまったがゆえに、「少しの暑さも耐えられなくなった」、、、結果として、熱中症患者が増えてしまっています。まずは、「自分がどの程度までたえられるのか」を知ることが熱中症対策の第一歩だと思うのですが、いかがでしょうか?
その2: エアコンはXX度以下にしましょう。
これは、愚の骨頂です。湿度によって、日当たりに依って、その日の体調によって、適温は決まります。XX度は、99.99%の人はOKかもしれませんが、0.01%の人はそれでも熱中症になるかもしれません。XX度は、100%の安全を与えるものではないのです。
その3: エアコンはつけっぱなしにしましょう。
これは、その2の上を行く大馬鹿です。エアコンが故障すれば、もしくは停電になってしまったら、熱中症対策はできないのですか? そんなことはありません。停電が起きた後に行政の責任を叫んだところで、熱中症になるのは自分。自分の身を守るのは最後は自分です。その上で、総てのシステムは100%の稼働を保証することは出来ません。いつ何時止まるか分からない。そのような事態に対応する必要があるのです。
加えると、ヒートアイランド現象は、エアコンつけっぱなしもその起因の一つです。エアコンつけない事、は町全体を涼しくすることに貢献できます。
要は。
自分の体調を自分で管理して、暑さに強い体力を作ると同時に、電気が無い状態でも暑さを乗り越える知恵を得て、そのように行動すること。
それが、真の熱中症対策です。今のマスゴミ報道の熱中症対策は、エアコンメーカーと飲料メーカーと病院・薬局が利益を上げるための広告だ、ぐらいに割り切って、自分が生き延びるための知恵と工夫をみにつけて実行してください。
無風凧のおススメ:
1) 体温計をもっておき、こまめに体温を測る。
2) 体温を測った時に、その時の状況(屋外?屋内?凡その室温など)と、自分の体調(気分や、だるさ、汗の量)をメモしておく。
3) 上記を、熱中症重症度分類 などを参考にしながら、「自分がどうなったら危険か」を把握する。
4) その上で、歩行中などにも「今、熱中症に成ったらどうするか」を考えておく。例えば、近くにコンビニがあるか、など。
簡単に言えば、自分の体調をモニタリングして、適切な対応方法考えておきましょう、ということです。備えあれば憂いなし。必要以上に「臆病」にならないようにしてくださいね。
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