[3723日目] どっこいしょ。(付:医師の見落とし問題)
蜂君:
今年は暑いねえ、、、どっこいしょ、一休みだよ。
写真出典 自前のα350
今年は、6月中に梅雨が明けました、、、無風凧の知る限り、初めてのことです。今年は暑く成りそうです。。。
さて。最近医者の「見落とし問題」が多発しています(コチラ など参照)。
見落としをしないように、ITを使う、多人数チェックをする、、、一定の効果を上げることは出来るでしょうが、根絶は出来ません。以前書いた Basic Risk の一つ、Natural Riskです (コチラ 参照)。だから、Basic Riskを受け入れる社会になる必要があると無風凧は考えています。
しかし。
Natural Riskのレベルになるまで、人的な努力で「見落としを減らす」ことは大前提です。今の医療界のように増えてしまう、、、のは、Natural Riskより、何百倍も多い。
無風凧が聞いた、ある大学病院の実話です。鼻の調子が悪かった知人は、町医者から大学病院の耳鼻咽喉科に紹介状を貰って、初診に行ったそうです。そして、、、そこで、初診した医師は、自分で言ってたそうですが「耳」の医者でした。鼻の紹介状を持って行って「耳」の専門家。「鼻の専門外来は月曜日の午後ですから2か月先の月曜日の午後に来てください。」。
その大学病院、当日の担当医は6名いて、勿論、「鼻を専門」にしている医師がいるにも関わらず、担当した医者は、耳の専門家、、、これは、医師だけではなく、事務方の問題もああります。見落としの温床の一つでしょうね。
さらに。私の友人はその「耳の専門家医」に、「今日は鼻のお医者さんはいるのですか?」と訊いたそうです。すると、その「耳の専門です」と言った医師は、
「私は、耳鼻科の専門医(認定医)です。16年のキャリアもあります。」
と、パワハラっぽい感じで言ったそうです。、、、自信があることは良い事だとは思いますが、謙虚さは全くない。それどころか、患者との「コミュニケーション」を拒絶している感じだったとのこと。これでは、患者とのコミュニケーションエラーによる誤診も置きそうです。この例に置いては、「専門医認定制度」は、百害あって一利なし、です。
これも一例。医師の見落とし問題、色々な原因があるようです。
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