大学の本分(大学になぜ体育会系部活があるのか?)
しつこく日大アメフト事件ネタを扱います、、、(^.^;;)
大学の本分・目的とは何でしょうか?教育基本法から抜粋します。
大学は、学術の中心として、高い教養と専門的能力を培うとともに、深く真理を探究して新たな知見を創造し、これらの成果を広く社会に提供することにより、社会の発展に寄与するものとする。(教育基本法第7条:平成18年12月22日法律第120号)
大学の本分は、「学術の中心として」です。スポーツ、とくに部活をすることは大学の本分ではありません。
文武両道、という言葉もありますし、一芸に秀でた者は多芸に通ず、とも言いますから、スポーツをすることを一概に否定するものではありません。しかし、部活を優先して学術を疎かにしている昨今の体育会系部活は、本末転倒しているのではないでしょうか?
なぜ体育会系部活がもてはやされるのか。
大学側にとってみれば、良い広告になりますし、学生にしてみればスポーツ就職という就職活動になります。
体育会系部活は、「学術の中心」であることとは全く別次元の存在です。
このように考えれば、大学は変わらねばならないことは明らかでしょう。「体育会系部活からの脱却」。これは、今の大学にとって、特に日大にとって最重要課題です。
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