早稲田の政経入試で数学必須
昨日(コチラ 参照)に続いて、大学入試ネタをもう一つ。
早稲田大学の政経学部入試で、2020年度入試から数学が必須になるとのことです(コチラ 参照)。
早稲田の政経、と言えばかつては(今でも?)私大最難関の一つ。そして、科目数がすくなくて、特に数学受験が必須で無い事が特徴でした。とは言え理科系の文転の際は、英語と数学だけで受験出来て重宝でしたので、「経済勉強するのに数学受験無しでも良いの?と思っていました。
経済学部で数学の受験が無い、、、無風凧はかつて、某有名私立大学の経済学部の教壇に立った際、Σ 記号を書いて、「先生、それなんですか?」と言われたことがあります。その大学の経済学部は、数学無しで受験できるのでした。Σは、、、エクセルの関数でいえば SUM(A,B)で表すことが出来るものですが、、、、総和 という意味。だから、
Σ (従業員の給料)
と書けば、企業における従業員の給料総額、を表すわけですが、この意味が通じない。これなどはまだ、言葉で言い換えればよいのですが、
100万円を年利3%で10年預けたら、10年後は幾らになっているか?
という問題すら、筆算で解くことが出来ないという悲惨な状況。ググって、福利計算のサイト見付けて100、3、10と入れれば、できるかもしれませんが、、、
早稲田大学でも、きっと同じようなことが起きていて学内で問題視されたのではないでしょうか。2020年入試から、数学が必修になります。
無風凧が理科系出身だから、というわけではありませんが、基本的な数学は、大学の一般教養だと断言します。そんな意味で、早稲田の政経は、ちょっとだけ「変わろうとしている」と感じました。
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