使用者責任、というわけではないですが。
加計問題。
柳瀬元秘書官が、4月2日に首相官邸で会った・会わないが、国会の場でずっと議論が続いてて、これこそ、無駄の極致だと思っています。しかし、無風凧的には、それ以上に「呆れた」という発言が安倍首相から出ましたので、今日はそのネタ。
「柳瀬秘書官がやったことをすべて把握しているわけではないし、報告も受けていない。」旨の発言を安倍首相が繰り返しています。含意は、「その場の発言や忖度にまで責任は取れない」。これが、無風凧的には「呆れた」発言です。
昨年来続いている、企業の粉飾決裁やデータ改ざん問題など、大企業のトップがその場でしっていることはありえません。問題が発覚し、場合によってはマスゴミ報道で逆輸入の形で情報を得ることの少なくないでしょう。でも、企業のトップは、「知らなかった」とは言っても最終的な「責任の所在」が自分に戻ってくることは理解しています。
丁度今、テレビ東京のお昼の海外TVドラマで、「SUIT、シーズン1」を放映していますが、その第7話。
会社社長;「私が知らなかったことだけは信じてくれ」
顧問弁護士:「知っておくべきだった」
まあ、前後を端折ってますから、詳細はDVDなどで確認していただくとして、無風凧の主張は、「上司が知らないは通用しない」のが世の中の常識だということ。
この視点に立てば、安倍首相の発言に、なぜ無風凧が「呆れて」しまったのか、ご理解いただけるでしょう。
国会中継はその他にもオカシイところが多くありますが、それはまた、改めて。
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